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103系
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 103系は1957年に登場した最初の新性能電車である101系をベースとし,経済性や保守性を考慮して設計された直流通勤形電車で,1963年から1984年の21年間に渡り3,447両が製造され,首都圏や関西圏など広い範囲で大量に運用され通勤電車の顔として高度経済成長を支えました。主電動機は101系の100kW出力MT46に対して110kW出力のMT55を搭載し,起動加速度は4M4Tで2.0km/h/s,常用ブレーキによる減速度は3.5km/h/sとなっています。
■ 新製車
形式 番台区分 番号 製造年 主な仕様相違点
クモハ103 0番台 1‐155 1965‐1968 奇数向き先頭車,パンタグラフPS16,主制御器CS20C,台車DT33,前照灯は250W白熱灯1灯,定員136名
クモハ102 1200番台 1201 1970 営団地下鉄東西線乗入れ用偶数向き先頭車,前面貫通,非ユニット窓,WS‐ATC搭載,定員136名,6M1Tx1本
1202‐1205 1972,1978 営団地下鉄東西線乗り入れ用増備車,前面貫通,ユニット窓
モハ103 900番台 901 902 1963 試作車,パンタグラフPS16,主制御器CS20,台車DT26C,製造当初モハ103‐1・2,1964/3改番
911‐913 1967 加減速時の空転防止を目的とした超多段バーニア式制御器CS30搭載試作車
0番台 1‐281 1964‐1970 量産車,1‐73:主制御器CS20A,74‐281:CS20C,台車DT33,定員144名,279‐281:試作冷房車
282‐330 1971‐1972 ユニット窓,主制御器CS20D,316以降主電動機MT55A
331‐786 1973‐1981 冷房標準装備(373‐382を除く),410までAU75A,411以降AU75B,後位側面に行先表示器設置
787‐793 1983‐1984 最終増備車,赤羽線10両化,山手線増備用,屋根をゴム張りから塗屋根に変更,クーラー・パンタグラフ横のランボードは201系と同一形状に変更,黒Hゴム化,冷房装置AU75E,ステンレスキセ
1000番台 1001‐1064 1970‐1971 営団地下鉄千代田線乗り入れ用,A‐A基準難燃車体,制御装置CS40,パンタグラフPS21
1200番台 1201‐1203 1970 営団地下鉄東西線乗入れ用,非ユニット窓
1204‐1215 1972,1978 営団地下鉄東西線乗り入れ用増備車,ユニット窓
1500番台 1501‐1518 1982 福岡市地下鉄1号線乗り入れ用
モハ102 900番台 901・902 1963 試作車,台車DT26C,製造当初モハ102‐1・2,1964/3改番
911‐913 1967 超多段バーニア式制御器CS30搭載モハ103 911‐913に対するユニット間引通線を一部変更した試作車
0番台 1‐436 1964‐1970 量産車,台車DT33,434‐436:試作冷房車
437‐486 1971‐1972 ユニット窓,472以降主電動機MT55A
487‐899
2001‐2043
1973‐1981 冷房標準装備(529‐538を除く),566までAU75A,567以降AU75B,後位側面に行先表示器設置,899の次は既存の900番台,1000番台,1200番台を避け2001に飛び番となる
2044‐2050 1983‐1984 最終増備車,赤羽線10両化,山手線増備用,屋根をゴム張りから塗屋根に変更,クーラー横のランボードは201系と同一形状に変更,黒Hゴム化,冷房装置AU75E,ステンレスキセ
1000番台 1001‐1064 1970‐1971 営団地下鉄千代田線乗り入れ用,A‐A基準難燃車体
1200番台 1201・1202 1970 営団地下鉄東西線乗入れ用,非ユニット窓
1203‐1210 1972,1978 営団地下鉄東西線乗り入れ用増備車,ユニット窓
1500番台 1501‐1518 1982 福岡市地下鉄1号線乗り入れ用
クハ103 900番台 901‐904 1963 試作車,製造当初クハ103 1‐4,1964/3改番
0番台 1‐179 1964‐1970 量産車,両渡り式,前照灯は250W白熱灯1灯,178,179:試作冷房車・前面通風口省略
180‐212 1971‐1972 ユニット窓,前照灯シールドビーム2灯,先頭車前面の通風口復活
213‐268 1973 冷房標準装備,266までAU75A,267以降AU75B,後位側面に行先表示器設置,前面行先表示器を電動式に変更,前面通風口廃止
269‐499
701‐843
844・・850(偶)
1974‐1981 運転台を300mm高くした高運転台構造に変更,正面窓下にステンレス飾り帯設置,ATC化対応,奇数・偶数別仕様,499の次は500番台を避け701に飛び番となる
500番台 501‐638 1966‐1970 偶数向き制御車,クモハ103の対として登場,正面右下のジャンパ栓納め省略,前照灯は250W白熱灯1灯,617‐638:台車をディスクブレーキ付TR212に変更
1000番台 1001‐1032 1970‐1971 営団地下鉄千代田線乗り入れ用,A‐A基準難燃車体,前面貫通形,8M2Tx16本
1200番台 1201 1970 営団地下鉄東西線乗入れ用,前面貫通形,WS‐ATC搭載,非ユニット窓,6M1Tx1本
1202‐1205 1972,1978 営団地下鉄東西線乗入れ用増備車,前面貫通形,WS‐ATC搭載,ユニット窓,6M1Tx4本
1500番台 1501‐1518 1982 福岡市地下鉄1号線乗り入れ用,4M2Tx9本
サハ103 0番台 1‐307 1964‐1970 付随車,台車TR201,226‐305:台車をディスクブレーキ付TR212に変更,306, 307:試作冷房車
308‐323 1971‐1972 ユニット窓に変更
324‐503 1973‐1981 冷房標準装備,357までAU75A,358以降AU75B,後位側面に行先表示器設置
■ 改造車(撮影分のみ)
改造後形式番号 種車形式番号 改造年 改造・改番内容
クモハ103
3501‐3509
B
モハ103 427 480 485 499
  727 729 770 772 780
@→クモハ103 5007‐5016
A→クモハ103 2506 2508‐2515
@1988‐1989
A1993‐1995
B1997‐1998
@片町線木津電化に際し松井山手で分割併合運転のためモハ103を先頭車化改造し自動解結装置取り付け
A自動解結装置を撤去
B播但線姫路‐寺前間電化開業のため体質改善N40,ワンマン化,3503,3509は前位側にもパンタ取付準備工事実施,定員142名
クモハ102
3501‐3509
モハ102 583 636 641 655 883 885 2027 2029 2037 1997‐1998 播但線姫路‐寺前間電化開業で上記クモハ103‐3500番台とユニットを組む偶数方制御電動車とするため,モハ102形0番台に運転台を設置,乗務員扉や運転台機器はクハ103から流用
クモハ103 1‐155
No.28‐2
1983年12月27日
クモハ103他 6両
阪和線 山中渓←紀伊
天王寺/奇 クモハ103+モハ102+サハ103
+モハ103+モハ102+クハ103 和歌山

山中渓の峠をゆく103系,クモハ103先頭の6連。クモハ103は奇数向き制御電動車で,1964‐1967年に1‐133,1967‐1970年に134‐155が新製されました。
(2015/01/11追加 2018/09/23ワイド化)
No.38‐29
1984年3月27日
クモハ103他 5両
回送
東海道本線 西ノ宮→芦屋
<奇>クモハ103+モハ102+モハ103+モハ102+クハ103‐500番台<偶>

東海道を西下する松戸区の103系5両編成,後追い写真。105系への改造種車としての回送なのか仙石線への転属に伴う改造なのか不明です。
(2023/04/09追加)
No.N8501‐15
1985年3月23日
F3編成
クモハ103 他 10両
普通
中央本線 名古屋



中津川/奇 クモハ103+モハ102+サハ103+モハ103+モハ102+クハ103+クモハ103+モハ102+サハ103+クハ103 名古屋

名古屋駅に停車中の103系中央西線普通列車
(2023/05/08追加)
No.125‐28
1986年4月7日
千ツヌ 405F編成
クモハ103‐12他 6両
京葉線 千葉港
千葉港/奇 クモハ103‐12+モハ102‐85
+サハ103‐136+モハ103‐645+モハ102‐801+クハ103‐414 西船橋

開業間もない千葉港駅に到着した103系,左の3番線は建設中です。この年3月3日に西船橋‐千葉港間が旅客営業を開始,車両基地として津田沼電車区新習志野派出が発足しました。当時の千ツヌ405F編成は4+6の10両編成で千葉港方はクハ103‐413のはずですが,この写真ではパンタが見えており,ホームにも余裕があるので基本6両編成のクモハ103‐12と思われます。京葉線はこのあと1988年12月1日に千葉港‐蘇我間が開業,車両基地は1990年3月1日に京葉電車区となりました。また,千葉港駅は1992年3月14日に千葉みなとに改称しています。
(2015/01/17追加 2023/04/08ワイド化)
No.130‐28
1986年7月30日
クモハ103他 6両
関西本線 河内堅上→高井田



湊町/奇 クモハ103+モハ102+サハ103
+モハ103+モハ102+クハ103 奈良

関西本線で活躍する103系混色編成。前5両がオレンジバーミリオン,最後尾のクハ103のみウグイス色,この時代まだまだ非冷房です。
(2015/01/17追加
2023/04/08ワイド化)
No.130‐29
1986年7月30日
クモハ103他 6両
関西本線 河内堅上→高井田



湊町/奇 クモハ103+モハ102+サハ103
+モハ103+モハ102+クハ103 奈良

関西本線奈良‐湊町間の快速運用にで活躍する非冷房スカイブルーの103系。
(2015/01/17追加
2023/04/08ワイド化)
No.200‐21
1991年1月15日
東マト
クモハ103他 10両
成田線 木下→小林
成田/奇 クモハ103+モハ102+サハ103+サハ103+モハ103+モハ102
+サハ103+モハ103+モハ102+クハ103 上野

成田線を走行するエメラルドグリーンの103系10両。先頭のクモハ103から9両目までAU75,最後尾のクハ103のみAU712を2基搭載しています。クモハ103を奇数側に連結した10両貫通編成は組み替えられて数を減らし,この後クモハ103は5両編成のみになりました。
(2022/06/19追加)
No.365‐13
1997年3月27日
本ヒネ H414編成
クモハ103‐127他 4両
阪和線 浅香
天王寺/奇 クモハ103‐127+モハ102‐273
+サハ103‐284+クハ103‐598 和歌山

日根野行きの大ヒネ所属4連,手前はクモハ103‐127です。シールドビーム2灯化,冷改,黒Hゴムと手が入っていますが,戸袋窓は健在。
(2013/02/13追加 2023/04/08ワイド化)
クモハ102‐1201
No.254‐37
1992年1月19日
東マト 31編成
クモハ102‐1201他 5両
成田線 安食→下総松崎
成田/奇 クハ103‐1201+モハ103‐1201+モハ102‐1201+モハ103‐1203+クモハ102‐1201 我孫子

103系1200番台は営団地下鉄東西線乗り入れ用に製造された番台区分で,前面貫通形の特徴は千代田線用の1000番台車と同様ですがWS‐ATCを搭載しており,偶数向きにクモハ102を配置した6M1Tの7両で活躍しましたが1991年から2編成が4M1Tに減車され常磐快速/成田線の付属編成に転用されました。この編成の先頭車はクハ103‐1201です。
モハ102 488‐899, 2001‐2043
No.D700_150505‐763
2015年5月5日
R1編成
モハ102‐545他 6両
山陽本線和田岬支線 兵庫
兵庫/奇 クハ103‐247+モハ103‐389+モハ102‐545
+モハ103‐397+モハ102‐553+ クハ103‐254 和田岬

神戸市内なのか?と疑うくらい乗客がほぼいない休日の兵庫駅和田岬線ホームでした。モハ102 487‐899, 2001‐2043は冷房標準装備で1973年から1981年に増備されたグループで,写真のモハ102‐545はAU75Aを搭載して落成しています。この編成も2023年3月18日改正で207系への置き換え完了。長年お疲れさまでした。
(2023/03/16追加)
クハ103 1‐179
No.27‐11
1983年12月27日
クハ103‐15他 8両
阪和線 山中渓→紀伊
天王寺/奇 クハ103‐15+モハ103‐15+モハ102‐15+サハ103‐80
+サハ103‐361+モハ103‐16+モハ102‐16+クハ103‐16 和歌山

この日の山中渓は白銀の世界でした。たまたま撮影に行ったら雪による架線障害で阪和快速が立ち往生となってしまいました。4M4Tの8両貫通編成です。
(2023/04/13追加)
No.27‐14
1983年12月27日
クハ103‐16他 8両
阪和線 山中渓→紀伊
天王寺/奇 クハ103‐15+モハ103‐15+モハ102‐15+サハ103‐80
+サハ103‐361+モハ103‐16+モハ102‐16+クハ103‐16 和歌山

雪でダメージを受けた架線を竹の梯子を使って修理中。日根野電車区(天ヒネ)のクハ103‐16は1964年9月に製造され池袋電車区(北イケ)に配属,1974年2月に鳳電車区(天オト)に転属,1978年10月に鳳電車区日根野支区が日根野電車区(天ヒネ)に格上げになっています。
(2023/04/13追加)
No.27‐33
1983年12月27日
クハ103他 6両
阪和線 山中渓→紀伊
天王寺/奇 クモハ103+モハ102+サハ103
+モハ103+モハ102+クハ103 和歌山

阪和線の普通は103系6連4M2Tで山中渓を越えていました。上の写真と同じ日。ダイヤが終日大幅に乱れました。
(2015/01/11追加 2023/04/08ワイド化)
No.33‐34
1984年2月19日
左 103系7両 普通
右 EF58 94 単2030レ
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ103+モハ103+モハ102+サハ103
+モハ103+モハ102+クハ103 西明石

ゴハチに被ったオール非冷房の低運103系7連。フィルムが貴重な時代だったため103系単独の写真はほとんどありません。
(2015/01/11追加 2023/04/08ワイド化)
No.N8501‐16
1985年3月23日
F14編成
クハ103 他 10両
普通
中央本線 名古屋
中津川/奇 クモハ103+モハ102+サハ103+モハ103+モハ102+クハ103
+クモハ103+モハ102+サハ103+クハ103 名古屋

ウグイス色(黄緑6号)の103系F14編成。助士席にワイパーが増設されています。行先表示には側面にサボ受けを取り付けており正面の表示は中央線とされています。
(2023/05/08追加)
No.128‐9
1986年6月1日
クハ103他 4両
青梅線 鳩ノ巣
立川/奇 クハ103+モハ102+モハ103+クハ103 青梅

201系特別快速新宿行きおくたまと交換する青梅線奥多摩行き103系4連
(2015/01/17追加)
No.188‐04
1990年5月5日
クハ103他
片町線 片町
片町駅の留置線に初期形クハ103,2番線には高運転台のクハ103を最後尾にした松井山手行きが停車中。
(2023/05/18追加)
No.212‐22
1991年4月6日
仙ミノ 4編成
クハ103‐100他 4両
仙石線 松島海岸→高城町
石巻/奇 クモハ103‐29+モハ102‐116+サハ103‐75+クハ103‐100 仙台

青22号色の103系仙ミノ4編成の4両で運転される石巻行き快速。手前のクハ103‐100は1967年3月に製造,南シナ,南カマで京浜東北線系統で活躍した後,1979年3月に仙リハに移動しJRに継承されました。1991年3月からは仙ミノに転属し,1992年12月に廃車となりました。
(2022/06/09追加)
No.D200_080826‐10
2008年8月26日
H17編成
クハ103‐30他 4両
山陽本線 岡山
和気/奇 クハ103‐29+モハ103‐310+モハ102‐466+クハ103‐30 三原

大ヒネのクハ103‐30を含む2M2Tの4連,2008年3月から岡山電車区に貸し出され,山陽本線岡山地区ローカル運用で使われました。
(2023/04/08追加)
No.D200_080826‐13
2008年8月26日
H17編成
クハ103‐29他 4両
山陽本線 岡山
和気/奇 クハ103‐29+モハ103‐310+モハ102‐466+クハ103‐30 三原

上と同じ大ヒネの103系4連,H17編成として2008年3月から岡山電車区に貸し出され山陽本線和気‐岡山‐三原間,赤穂線播州赤穂‐岡山間,および宇野線岡山‐宇野間で運用されましたが,2009年11月に廃車となりました。
(2023/04/08ワイド化)
No.D700_180502‐082
2018年5月2日
クハ103‐1
京都鉄道博物館



大阪環状線で活躍していたクハ103‐1。Hゴムが金属枠になりスカートが付くなどかなり手が入っています。
(2018/05/12追加)

No.D700_180502‐083
2018年5月2日
クハ103‐1
京都鉄道博物館
クハ103‐1車内。戸袋窓が埋められているのでオリジナルと雰囲気が異なります。
(2018/05/12追加)
No.D700_180502‐225
2018年5月2日
クハ103‐1
京都鉄道博物館
国鉄フォントとドアコック
(2018/05/12追加)
No.D850_221228‐019
2022年12月28日
クハ103‐1
京都鉄道博物館
後位側から見た側面。妻面にあった窓と戸袋窓は埋められています。
(2023/04/12追加)
クハ103 180‐212
No.N8210‐25
1982年10月11日
左 103系 7両 普通
右 EF5861+14系
東海道本線 住吉→摂津本山
京都/奇 クハ103+モハ103+モハ102+サハ103
+モハ103+モハ102+クハ103 西明石

青22号の103系7連,1971‐1972年製造車で京阪神緩行線向けに明石電車区に集中投入されたグループです。側窓はユニット窓となり,前照灯はシールドビーム2灯,非冷房車です。
(2023/01/28ワイド化)
No.D700_121011‐128
2014年10月11日
NS405編成
クハ103‐187他 4両
奈良線 京都
京都/奇クハ103‐187+モハ103‐422+モハ102‐578+クハ103‐186 奈良

京都で折り返し奈良行きとなり発車を待つ103系の奇数向きクハが神戸を向くシーン。非冷房として登場したグループですが冷房化改造を受けています。
(2014/10/18追加 2023/04/08ワイド化)
No.D700_180224‐071
2018年2月24日 11:30
NS405編成
クハ103‐186他 4両
630M 普通
奈良線 宇治→黄檗
京都/奇 クハ103‐187+モハ103‐422+モハ102‐578+クハ103‐186 奈良

京都行き普通,NS405編成。手前はクハ103‐186です。
(2018/11/30追加)
クハ103 213‐268
No.D700_150505‐761
2015年5月5日
R1編成
クハ103‐247他 6両
山陽本線和田岬支線 兵庫
兵庫/奇 クハ103‐247+モハ103‐389+モハ102‐545
+モハ103‐397+モハ102‐553+ クハ103‐254 和田岬

クハ103‐247。京阪神緩行線で昔見慣れた懐かしい低運スカイブルーの顔。クハ103 213‐268は1973年に増備されたグループで冷房装置装備で落成しています。また,後位側面に行先表示器を設置,前面の行先表示器も電動式に変更され近代的なイメージになりました。冷房化により前面の通風口は廃止されました。
(2023/03/16追加)
No.D700_150505‐771
2015年5月5日
R1編成
クハ103‐254他 6両
山陽本線和田岬支線 兵庫
兵庫/奇 クハ103‐247+モハ103‐389+モハ102‐545
+モハ103‐397+モハ102‐553+ クハ103‐254 和田岬

GWを利用して和田岬線を訪ねました。この日の運転は朝夕2歩往復だけ。17:15発車の列車の乗客は少なく,103系をじっくり観察することができました。和田岬方から下記の4M2T6連。
(2015/05/24追加)
No.D700_170813‐274
2017年8月13日
NS411編成
クハ103‐252他 4両
奈良線 京都
京都/奇 クハ103‐251+モハ103‐456+モハ102‐612+クハ103‐252 奈良

奈良線10番線に停車中のNS411編成。いよいよ貴重になってきました。
(2017/08/17追加)
No.D700_180224‐076
2018年2月24日 11:35
NS409編成
クハ103‐226他 4両
1629M 普通
奈良線 宇治←黄檗
京都/奇 クハ103‐225+モハ103‐455+モハ102‐611+クハ103‐226 奈良

城陽行き普通に充当されたNS409編成。先頭はクハ103‐226です。
(2018/11/30追加)
No.D700_180224‐080
2018年2月24日 11:45
NS410編成
クハ103‐230他 4両
627M 普通
奈良線 宇治←黄檗
京都/奇 クハ103‐229+モハ103‐483+モハ102‐630+クハ103‐230 奈良

奈良行き普通NS410編成。先頭はクハ103‐230です。
(2018/11/30追加)
No.D700_180224‐089
2018年2月24日 12:05
NS411編成
クハ103‐252他 4両
1631M 普通
奈良線 宇治←黄檗
京都/奇 クハ103‐251+モハ103‐456+モハ102‐612+クハ103‐252 奈良

城陽行き普通,NS411編成。下の写真と同じ編成で,先頭はクハ103‐252です。
(2018/11/30追加)
クハ103 269‐499, 701‐843, 844・・850(偶)
No.N8203‐10A
1982年3月7日
クハ103 高運 10両
京浜東北線 東京
大宮/奇 クハ103+モハ103+モハ102+サハ103+モハ103+モハ102
+サハ103+モハ103+モハ102+クハ103 大船

東京駅4番線に到着するに高運転台103系京浜東北線南浦和行き。露出なくブレています。
(2015/02/01追加 2023/04/08ワイド化)
No.23‐15
1983年9月24日
クハ103[840‐850偶]他 6両
東海道本線 大阪←新大阪
大阪/奇 クハ103[833‐843奇]+モハ103[775‐785奇]+モハ102[2032‐2042偶]
+モハ103[776‐786偶]+モハ102[2033‐2043奇]+クハ103[840‐850偶] 宝塚

福知山線は1981年に宝塚まで電化開業しカナリア色6両編成の103系4M2Tx6本が新製投入されました。冷房装備でクハ103は高運転台の833‐843(奇数)と840‐850(偶数),モハ103は775‐786,モハ102は2032‐2043の合計36両となっており,クハ103は0番台最後のロットとなりました。
(2023/04/13追加)
No.128‐18
1986年6月2日
ウラ44編成
クハ103他 10両
京浜東北線 横浜→東神奈川
大宮/奇 クハ103+モハ103+モハ102+サハ103+モハ103+モハ102
+サハ103+モハ103+モハ102+クハ103 大船

豊田電車区から転属のオレンジバーミリオン非冷房中間車3両を連結した京浜東北線103系混色編成
(2015/01/17追加 2023/04/08シャドー調整)
No.145‐3
1987年3月30日
ウラ76編成
クハ103‐300他 10両
京浜東北線 神田
大宮/奇 クハ103‐299+モハ103‐444+モハ102‐600+サハ103‐368
+モハ103‐181+モハ102‐336+サハ103‐369
+モハ103‐446+モハ102‐602+クハ103‐300 大船

JRへの移行直前になり「1987さようならJNR」マークを取り付けた103系ウラ76編成。
(2015/01/18追加)
No.145‐9
1987年3月30日
千ラシ306編成
クハ103‐763他 10両
中央総武緩行線 中野←東中野
千葉/奇 クハ103‐763+モハ103‐707+モハ102‐863+サハ103‐468
+モハ103‐708+モハ102‐864+サハ103‐469
+モハ103‐709+モハ102‐865+クハ103‐780 三鷹

ソメイヨシノと菜の花が咲く東中野の切り通しをゆく習志野電車区の緩行線103系。黄色5号色の編成の両端に黄緑6号の高運クハ103が入った混色編成。
(2015/01/18追加)
No.145‐12
1987年3月30日
千ラシ326編成
クハ103他 10両
中央総武緩行線 中野←東中野



千葉/奇 クハ103+モハ103+モハ102
+サハ103+モハ103+モハ102+サハ103
+モハ103+モハ102+クハ103 三鷹

こちらも混色編成でした。3月末で国鉄ラストということで,さようなら日本国有鉄道の看板を付けています。
(2023/04/23追加)
No.252‐37
1992年1月12日
東マト 23編成
クハ103‐466他 5両
成田線 木下→小林
成田/奇 クハ103‐465+モハ103‐575+モハ102‐731+サハ103‐296+クハ103‐466 我孫子

成田線の普通列車。松戸車は我孫子方が偶数向きとなります。一方,幕張の113系は我孫子方が奇数向きで入線します。
(2023/05/19追加)
No.254‐17
1992年1月19日
東マト 7編成
クハ103‐274他 10両
成田線 小林→安食
成田/奇 クハ103‐273+モハ103‐749+モハ102‐2006+サハ103‐298+モハ103‐275+モハ102‐430+サハ103‐297+モハ103‐278+モハ102‐433+クハ103‐274 上野

成田線に10両で乗入れる松戸区の103系高運転台編成
(2023/05/19追加)
No.D700_120103‐301
2012年1月3日
LA2編成
クハ103‐806他 8両
大阪環状線 弁天町
外回り/奇 クハ103‐838+モハ103‐528+モハ102‐684+サハ103‐399
+サハ103‐415+モハ103‐396+モハ102‐552+クハ103‐806 内回り

50周年マークを付けた103系,近モリLA2編成。高運転台タイプで,2000年に体質改善40N工事が施工され,戸袋窓の撤去や前面窓の一体化,客室窓,ヘッドライトなどなど,相当手が入っています。
(2023/04/08ワイド化)
No.D700_120103‐310
2012年1月3日
LA4編成
クハ103‐843他 8両

大阪環状線 弁天町

外回り/奇 クハ103‐843
+モハ103‐773+モハ102‐2030
+サハ103‐400+サハ103‐484x
+モハ103‐774+モハ102‐2031
+クハ103‐802 内回り

京橋行きの103系,近モリLA4編成。高運転台タイプの車両で,1枚窓に改造されています。方向幕の枠も金属製の太いものになっています。
(2023/04/08ワイド化)
No.D200_150718‐220
2010年5月22日
クハ103‐713

鉄道博物館

高運転台,青22号塗色,103系。先頭車の前半分の車体だけ展示されています。以前は武蔵野線の西船橋行きになっていましたが,外房線・安房鴨川行きに変更されています。
(2023/04/08ワイド化)
No.D700_150718‐222
2015年7月18日
クハ103‐713
鉄道博物館
鉄道博物館,安房鴨川行きの103系。運転席側
(2015/07/20追加)
No.D700_150718‐223
2015年7月18日
クハ103‐713
鉄道博物館
高運転台仕様のクハ103。運用番号と編成番号票。
(2015/07/20追加)
No.D700_150718‐225
2015年7月18日
クハ103‐713
鉄道博物館
103系の車内。10号車の表示があります。
(2015/07/20追加 2023/04/08ワイド化)
No.D700_150718‐226
2015年7月18日
クハ103‐713
鉄道博物館
大宮総合車両センター(宮オオ)の所属表記。
(2015/07/20追加 2023/04/08ワイド化)
No.D700_170814‐281
2017年8月14日
NK605 クハ103‐829他 6両
NK604 クハ103‐825他 6両
網干総合車両所 宮原支所
左 NK605 <奇>クハ103‐829+モハ103‐771+モハ102‐2028
+モハ103‐482+モハ102‐638+クハ103‐148<偶>
右 NK604 <奇>クハ103‐825+モハ103‐765+モハ102‐2022
+モハ103‐766+モハ102‐2023+クハ103‐832<偶>

阪和線で活躍した近ヒネの103系6連2本が宮原に疎開,奥の12系には14系なにわが連結されています。
(2017/08/17追加)
No.D700_170814‐289
2017年8月14日
NK608編成
クハ103‐844他 6両
網干総合車両所 宮原支所
NK608 <奇>クハ103‐844+モハ103‐779+モハ102‐2036
+モハ103‐386+モハ102‐542+クハ103‐244<偶>

こちらも疎開留置されているスカイブルー高運転台の近ヒネ6連。この年の11月に廃車になっています。
(2017/08/17追加)
No.D700_170814‐299
2017年8月14日
NK608編成
クハ103‐844他
網干総合車両所 宮原支所
奇数向きクハ103‐844の1位側。戸袋窓が埋められ201系に近い印象になっています。
(2023/04/10追加)
クハ103 501‐638
No.38‐28
1984年3月27日
クハ103‐500番台他 5両
回送
東海道本線 西ノ宮→芦屋
<奇>クモハ103+モハ102+モハ103+モハ102+クハ103‐500番台<偶>

クハ103形500番台車を先頭にした,常磐・成田線用のエメラルドグリーン色103系5両の回送が東海道を西下。先頭のクハ103のみ冷房車で後ろ4両は非冷房車です。クハ103形500番台は偶数向き制御車でクモハ103の対として製造されました。偶数向きに固定のため正面運転席下のジャンパ栓納めが省略されており外観上の特徴となっています。当初は非冷房で登場し,後に冷房化改造されています。
(2015/01/11追加 2023/04/08シャドー調整)
No.193‐01
1990年7月27日
H408編成
クハ103‐545他 3両
阪和線羽衣支線 鳳
鳳/奇 クモハ103‐77+モハ102‐186+クハ103‐545 東羽衣

1989年10月20日からワンマン化された羽衣支線の乗りつぶし時に撮った103系。羽衣支線には1987年から123系2両が投入されておりラッシュ時にはクハ103‐194を併結した3両で運転されていましたが,この日は123系が入場していたようで本ヒネH408編成からサハ103‐282を外した写真の3両が充当されていました。冷房装置はWAU102型を3基ずつ搭載しています。手前のクハ103‐545は,京浜東北線の103系化に際しクモハ103形とともに登場した偶数向きの制御車で,前面のジャンパ栓受が省略されすっきりしているのが特徴です。
(2017/07/17追加 2023/04/07シャドー調整)
No.212‐21
1991年4月6日
仙ミノ 18編成
クハ103‐624他 4両
仙石線 松島海岸←高城町
石巻/奇 クモハ103‐137+モハ102‐298+サハ103‐232+クハ103‐624 仙台

仙石線旧更新色の103系4両で運転される仙台行き快速「うみかぜ」,先頭はクハ103形500番台車。
(2022/06/09追加)
クハ103‐1201
No.254‐36
1992年1月19日
東マト 31編成
クハ103‐1201他 5両
成田線 安食→下総松崎
成田/奇 クハ103‐1201+モハ103‐1201+モハ102‐1201+モハ103‐1203+クモハ102‐1201 我孫子

103系1200番台は営団地下鉄東西線乗り入れ用に製造された番台区分で,前面貫通形の特徴は千代田線用の1000番台車と同様ですがWS‐ATCを搭載しており,偶数向きにクモハ102を配置した6M1Tの7両で活躍しましたが1991年から2編成が4M1Tに減車され常磐快速/成田線の付属編成に転用されました。先頭車のクハ103‐1201は非ユニット窓で落成,1202以降はユニット窓となったため1両のみの異端車となっています。冷房装置は各車ともAU712形2基搭載,冷房電源はモハ102に160kVA級MGを搭載しています。この編成の最後尾はクモハ102‐1201です。
(2023/05/19追加)
クハ103 1501‐1518
No.N8305‐34
1983年3月10日
E03・E04編成
クハ103‐1503他 6両
試運転
筑肥線 唐津
西唐津/奇 E03 クハ103‐1503+モハ103‐1503+モハ102‐1503
+モハ103‐1504+モハ102‐1504+クハ103‐1504 E04 博多

唐津にて試運転中の103系1500番台車。6両貫通編成ですが前後3両ずつで編成番号が分けられています。なお,筑肥線は西唐津方を奇数向きとしており,逆?となりますが,玄界灘が北側にあることを考えれば理にかなっていると思います。
(2020/09/27追加 2023/04/10色調・ノイズ補正)
No.N8307‐09
1983年3月15日
E01・E02編成
103系1500番台 6両
試運転
筑肥線 加布里
西唐津/奇 E01 クハ103‐1501+モハ103‐1501+モハ102‐1501
+モハ103‐1502+モハ102‐1502+クハ103‐1502 E02 博多

電化・福岡市交通局乗り入れを前に試運転を行う103系1500番台。夜行急行「かいもん」に乗り合わせたファンの方から試運転情報ををいただき撮影できました。
(2019/01/27追加 2023/04/10色調補正)
クモハ103 3501‐3509
No.D700_120526‐6
2012年5月26日
BH5編成
クモハ103‐3505他 2両
播但線 姫路
寺前/奇 クモハ103‐3505+クモハ102‐3505 姫路

播但線姫路‐寺前間に投入されている103系3500番台のBH5編成。手前が寺前方でクモハ103‐3505,後ろがクモハ102‐3505です。
(2023/04/08ワイド化)
クモハ102 3501‐3509
No.D700_120526‐6
2012年5月26日
BH4編成
クモハ102‐3504他 4両
播但線 姫路
寺前/奇 クモハ103+クモハ102+クモハ103‐3504+クモハ102‐3504 姫路

姫路に到着した4両。方向幕が回送になりました。手前はクモハ102‐3504です。
(2023/04/08ワイド化)

 2013年1月14日 ページ作成開始
 2013年1月20日 ページ新設
 2023年3月16日 キャプション欄左右入替完了
 2023年4月6日 101系のページを新設し分離
 2023年4月6日 Safariで半角数字列が電話番号リンクされるのを無効化
 2023年4月8日 写真ワイド化完了
 2023年4月11日 新製車一覧表を追加
 2023年4月12日 改造車表を追加
 2023年4月12日 時系列昇順から形式毎に並べ替え
 2023年4月12日 新製車一覧表および改造車表から各写真へのリンクを設置
 2023年4月16日 編成表の左側を奇数向きに統一


■参考文献
 小玉 光  新形国電のあゆみ 鉄道ファン241 1981年5月号 交友社
 ジェー・アール・アール JR電車編成表 '92冬号 1992年1月1日
 Wikipedia 国鉄103系電車


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