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C62 3

■ 略歴
項目 年月 場所 特記事項
改造 1948年6月18日 日立製作所笠戸工場 種車:D52 458, 製番1931 自動給炭機試験機として先行落成
新製配置 1949年6月26日 糸崎機関区 使用開始7/7
転属 1950年8月17日 梅小路機関区 特急「かもめ」下りなど,主に京都-広島間で運用
入場 1956年8月31日 鷹取工場 軽軸重化改造,汽缶更新,標準給炭機に交換
転属 1956年9月26日 小樽築港機関区 C62形初の北海道入り
第1種休車 1973年10月1日 小樽築港機関区 9/30定期営業最終列車137レ長万部-小樽間牽引
第2種休車 1974年7月1日 小樽築港機関区
廃車 1976年3月19日 小樽築港機関区 総運転距離2,498,080.2km
静態保存 1977年4月21日 小樽市北海道鉄道記念館 5/1から一般公開
搬出 1986年10月3日 小樽築港機関区 DD1615牽引,旧手宮線経由
構内試運転 1987年3月29日 小樽築港機関区 3/27火入れ式,3/31国鉄さよならセレモニーで構内走行
復元工事開始 1987年4月7日 苗穂工場
車籍復活 1988年3月3日 苗穂工場 復元工事落成出場
営業運転開始 1988年4月29日 函館本線 小樽-倶知安 快速「C62ニセコ」
最終運行 1995年11月3日 函館本線 小樽-ニセコ 快速「C62ニセコ」
廃車 1996年11月8日 苗穂運転所 JR北海道苗穂工場に保存
車籍復活 1999年4月1日 苗穂運転所
廃車 2000年9月30日 苗穂運転所
準鉄道記念物指定 2010年10月14日 苗穂運転所 苗穂工場内の北海道鉄道技術館に保存

■ 撮影記録
撮影日 路線 愛称名 ヘッドマーク 特記事項
1983年8月14日 北海道鉄道記念館 - 静態保存
1990年8月8日 函館本線 DE15ニセコ DE15代走 旧客5B
1991年9月15〜16日 函館本線 C62ニセコ 旧客5B
1992年5月3〜5日 函館本線 C62ニセコ 旧客5B

1983年8月 手宮
No.14-37
1983年8月14日
C62 3
手宮 北海道鉄道記念館
初めて訪れた北海道・小樽で出会ったC623,この時は復活など到底予想できないことでした。なお,後ろのカマはC126とC5550。
(2007/07/07再スキャン 2022/11/02ワイド化)
1990年8月 DE15ニセコ
No.194-39
1990年8月8日
DE15+旧客5B
9162レ DE15(代走)ニセコ
函館本線 小沢→倶知安
ワイスの踏切です。小沢から機材を抱えて暑い中歩いて来て,やれやれとスタンバイしているとおっちゃんが来て「今日はSL故障だよ」。呆然として,トボトボ戻りかけたところで新たな被害者登場。声をかけ状況を話すと「DE15も貴重だから撮りましょう」とポジティブ。気を取り直して一緒に撮影しましたが,なんとも空しい一日でした。結局この夏はC623の姿を見ることはできず,翌年の秋までお預けになってしまいました。
(2006/10/01再スキャン 2022/11/02ワイド化)
1991年9月 C62ニセコ
No.236-38
1991年9月15日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 銀山←然別
復活したC623ニセコをようやく拝めたこの日,列車のサイドが撮れる有名な撮影ポイントで待ち構えました。昨年夏のワイスとは一転,周囲にはファンがぎっしりでしたが今日はC623が来るという安心感の方が強かったですね。期待を上回る迫力にシャッターを押す手が震えました。
(2004/11/13再スキャン)


No.238-20
1991年9月15日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 銀山←然別
上と同じ列車をKRで撮影。北海道用に二重窓となったスハ43系,スハフ44,スハ45が美しい編成美を構成しています。
(2004/11/13再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.237-16
1991年9月15日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 ニセコ→比羅夫


小樽行き,逆光気味の写真です。
(2004/11/13再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.238-33
1991年9月15日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 ニセコ→比羅夫



上と同じ位置で標準レンズで撮影。
(2004/11/13再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.239-37
1991年9月16日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 然別→銀山



216.6キロ付近のSカーブをゆくC623。吹き上げる爆煙に圧倒され思わずシャッターを押し続けました。
(2007/07/07再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.240-14
1991年9月16日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 小沢←倶知安
羊蹄山の機嫌が悪くC62が倶知安を出る頃には頂上が隠れてしまいましたが,煙は良い感じに流れてくれました。
(2007/07/07再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.240-20
1991年9月16日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 余市→蘭島
近くに古代文字が書かれた洞窟遺跡がある「古代文字踏切」を通過する9163レ。絶気運転です。
(2007/07/07再スキャン 2022/11/02ワイド化)
1992年5月 C62ニセコ
No.270-35
1992年5月3日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 小沢→倶知安



ワイス温泉のカーブでリベンジ達成。Sカーブを正面から狙ったショットです。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)


No.270-36
1992年5月3日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 小沢→倶知安


ドアップでもう一枚。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.271-29
1992年5月3日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 小沢←倶知安
羊蹄山バックの構図が決まる超有名撮影地「北四線踏切」をゆく列車。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.271-32
1992年5月3日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 小沢←倶知安
左にパンして編成を大きく捕らえました。カマの正面に日が当たらないので絞るとカマが真っ黒になるし,開けると背景が飛ぶし,難しいです。
(2004/11/13再スキャン 2022/11/02ノイズ低減)
No.272-18
1992年5月4日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 小沢→倶知安


雨の中,200キロポスト付近を走る9162レ。5月とはいえとても寒い日でした。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.272-34
1992年5月4日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 銀山←小沢


天気が悪く高速シャッターが苦しいため,小沢駅の発車を300ミリで狙いました。煙が画面一杯に上がり理想的な発車シーンを見せてくれました。
(2006/05/30再スキャン)
No.272-37
1992年5月4日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 銀山←小沢


同じく連写。毎度のことながらむちゃ撮りしてしまいます。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.273-26
1992年5月5日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 銀山←然別


定番の216.6キロポストにて。この日はいい場所が確保できました。しかし客車がほとんど見えないです。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.273-29
1992年5月5日
C62 3+旧客5B
9162レ C62ニセコ
函館本線 銀山←然別

ズームを引きながらの連続ショットです。これだけすさまじく煙を吐いてくれると,遠路はるばる来た甲斐があります。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.274-27
1992年5月5日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 蘭島→塩谷



オタモイ峠をゆく9163レ。煙の色が何とも美しいと思いました。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)
No.274-32
1992年5月5日
C62 3+旧客5B
9163レ C62ニセコ
函館本線 蘭島→塩谷


上と同じ場所にて。これがC623ニセコを撮った最後になりました。再度の復活を願ってやみません。
(2006/05/30再スキャン 2022/11/02ワイド化)

 2003年1月25日 ページ開設
 2007年7月7日 写真再スキャン完了
 2022年11月2日 略歴を追加,撮影記録を追加
 2022年11月2日 イベント毎昇順から時系列降順に変更
 2022年11月2日 キャプション欄左右入替完了
 2022年11月2日 写真ワイド化完了
 2022年11月2日 各イベント毎のラベルとリンク


■ 参考文献
 驀進! C62ニセコ C623の本格的"動態保存"と栄光の急客機C62の軌跡 鉄道ジャーナル社 1988年8月1日発行


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