E7系 W7系

 E7系・W7系は,北陸新幹線長野-金沢間延伸開業に際しJR東日本とJR西日本が共同開発・導入した車両です。2013年から製造され,北陸新幹線では2014年3月15日から,また上越新幹線でも2019年3月16日から運用されています。12両編成,10M2Tで,最高運転速度は260km/h,編成重量540t,編成長300.25mとなっています。
 特記事項として,2019年10月に発生した千曲川決壊による長野新幹線車両センターの浸水被害により,E7系8編成,W7系2編成,計10編成が廃車となっています。JR東日本ではE7系を用いた自動運転の試験走行を実施しています。一方,2023年度に予定している北陸新幹線敦賀延伸に向け,JR西日本では上記被災代替の2編成に加え,W7計11編成の投入を予定しています。


■2022年4月までの製造編成・両数
 ・JR東日本 E7系・・・F編成 F1〜F44編成 528両 (うちF1,F2,F7,F8,F10,F14,F16,F18編成 計96両は被災により2019年度廃車)
 ・JR西日本 W7系・・・W編成 W1〜W14編成 168両 (うちW2,W7編成 計24両は被災により2019年度廃車)

2015年7月
No.D700_160318-037
2016年3月18日
W7系W6編成 W723-106
東北新幹線 東京
東京駅22番線に到着したW7系W6編成。東海道新幹線や東北新幹線とも異なる先頭部形状。コックピットの形は500系に似ています。
No.D700_160318-039
2016年3月18日
W7系W6編成 W723-106
東北新幹線 東京
前照灯からテールライトに切り替わり,下りの客扱い中のW6編成。先頭はW723-106。
No.D700_160318-045
2016年3月18日
W7系W6編成 W714-506
東北新幹線 東京
金沢方の先頭車はグランクラスのW714-506。
No.D700_160318-046
2016年3月18日
W7系W6編成 W714-506
東北新幹線 東京
22番線で出発準備中の長野行き「あさま609号」。
No.D700_160318-050
2016年3月18日
W7系 W714
東北新幹線 東京



20番線に停車中のW7系。W7系は全車白山総合車両所に配置されています。
No.D700_160318-051
2016年3月18日
W7系W6編成 W714-506
東北新幹線 東京
すっかり北陸新幹線の顔となったE7,W7系。E7系は長野の他,新潟にも配置され,上越新幹線での活躍も増加しています。

 2022年8月21日 ページ新設

■参考文献
 Wikipedia 新幹線E7系・W7系電車


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