阪急電車

3000系・3100系

■3000系は昭和39年(1964)から昇圧即応車として製造された車両で,2両の電動車を1組とし,600V時は各々単独で,1500V昇圧後は高圧車,低圧車と直列に接続する方式が採られています。電動機出力は170kW×4です。

■3100系は宝塚線用の車両で,主電動機が120kW×4,歯車比が6.07であること以外は3000系と同じ仕様です。


 70年代後半から80年代の神戸線における冷房化改造前後の3000系の編成表です。冷改に際してパンタグラフを3500形に集約してダブルパンタとし,3000形(M'c車)からパンタがなくなりました。

←梅田  三宮→
3050F
非冷房

 3000トップナンバーを含む編成です。8両化に際して2073を組み込んでいます。
3052F
非冷房

 2021系の中間車2029を電装解除して組み込んでいます。
3056F
非冷房
3058F
非冷房
3062F
非冷房
3064F
冷改

 3064Fは6両編成のまま冷房化されましたが,その後2190を組み込み,3065の編成と組み替えて下の8両編成になっています。
3064F
その2
3066F
非冷房
3066F
冷改

 非冷房時の3066Fと編成は同じですが,2163が2093に改番されています。81年8月に確認しています。
3068F
冷改
3074F
冷改
3076F
冷改
3080F
冷改
3082F
非冷房

 3082Fの冷房化は比較的遅く,81年8月24日現在まだ上の編成でした。
3082F
冷改

 3082Fは冷房化に際して前面に2200系や6000系と同様な方向幕が取り付けれられました。クーラは7003F以降と同様各車両の中央寄りに設置されました。82年4月19日に確認しています。

No.N8208-23A
1982年4-6月
今津線 西宮北口
3025(3074F) 8両
回送


かなりブレていますが,3000系冷改車です。今津線から引き上げて来た回送は,連絡線を通り西宮車庫に入ります。編成は3074-3519-3561-3024+3075-3520-2191-3025の8両です。
No.N8209-3
1982年4-6月
神戸線 西宮北口
3082F 8両
普通 梅田行


梅田行き3000系普通。82年撮影の古いネガからマルーンの気品たっぷりに美しくよみがえりました! 3083Fは3000系のラスト編成です。6000系のように標識灯と尾灯が腰板部に移り,表示幕(電幕)化改造されました。編成は上の編成表のとおりの8両です。撮影日は4月19日以降なのですが,未確定です。
No.N8209-12
1982年4-6月
宝塚線 十三←中津
3103(3152F) 8両
普通 梅田行


梅田行き3100系普通。3100系は宝塚線用で,主電動機が120kW×4,歯車比が6.07であること以外は3000系と同じ仕様です。この3152Fは最初に表示幕改造された編成で,3152-3601-3651-3102 +3153-3607-2178-3103の8両です。

 2009年7月25日 ページ作成開始
 2009年8月15日 ページ公開
 2009年11月28日 編成表作成
 2011年11月19日 形式毎ページ分離

■参考文献
 ・神戸大学鉄道研究会編 丙線 第30号 阪急電鉄特集 1984年11月発行
 ・篠原 丞 2000系から8000系に至る阪急電鉄新系列高性能電車の系譜 鉄道ファン 328 1988年8月号
 ・篠原 丞 2000系から8000系に至る阪急電鉄新系列高性能電車の系譜 鉄道ファン 332 1988年12月号
 ・阪急電鉄・諸河 久共著 日本の私鉄F 阪急 カラーブックス 保育社
 ・阪急電鉄開業100周年記念HANKYU MAROON WORLD 阪急電車のすべて 2010 阪急コミュニケーションズ