長崎電気軌道

長崎電気軌道は1915年11月16日に開業しています。5路線を有しており合計11.5km,軌間は1435mm,DC600V電化されています。

路線名 区間 距離
赤迫支線 赤迫−住吉 0.4km
本線 住吉−崇福寺 (旧 正覚寺下) 6.9km
桜町支線 長崎駅前−市民会館 (旧 公会堂前) 0.9km
大浦支線 新地中華街−石橋 1.1km
蛍茶屋支線 西浜町−蛍茶屋 2.2km

201形 (201,203,205,207,209)
No.D700_190821-015
2019年8月21日
めがね橋←市民会館
201号
松翁軒本店前をゆく201号。5系統石橋行き。
No.D700_190821-016
2019年8月21日
めがね橋←市民会館
201号
広告も無く美しい車体です。
211形 (211-216)
No.N8305-8A
1983年3月8日
西浜町
212号
石橋行きの212号が西浜町電停に進入するシーン。この写真はネガの色彩修復に時間を要しましたが,撮影地の特定にも案外苦労し,ストリートビューとGoogle検索,当時の旅行記録まで持ち出す羽目に遭いました。正面が塞がったT字路に見えたのが混乱の元で,実際には蛍茶屋方面への支線は左折しておらず,正面の紀伊國屋(本屋ではなく寝具店のようです)の斜め前方に延びています。一方,右に曲がるのが本線で,正覚寺下(現崇福寺)に向かっています。現在,紀伊國屋はPeace Parkというパチンコ屋になっており,正面の細いビルは現存,その右側はベスト電器になっています。右の銀行はSMBC日興証券のビルになっています。
No.D700_190822-063
2019年8月22日
長崎駅前→桜町
215号
長崎駅前で本線から分岐し市民会館,蛍茶屋方面に向かう215号。上の212号の時代から,冷房改造,張り上げ屋根化(雨樋),側面電幕取り付け,正面電幕大型化,正面窓(左右)の黒Hゴム支持化)などが変化しています。また,これらに加え,側面上部の広告取り付け金具の撤去,腰部の広告類もなく,非常にすっきりとしています。
No.D700_190822-058
2019年8月22日
五島町→長崎駅前
216号
216号は腰部に広告を取り付けています。側面の広告はフル規格新幹線の長崎乗り入れに関するもの。
No.D700_190822-058
2019年8月22日
五島町→長崎駅前
216号



上と同じ車両を後方から狙いました。ツートンカラーが美しいです。
300形 (301-310)
No.D700_190821-019
2019年8月21日
市民会館
301号
市民会館に停車中の301号。
No.D700_190822-051
2019年8月22日
長崎駅前←桜町
307号
貸切の運用に就く307号。子供達が乗車中。
No.D700_190821-025
2019年8月21日
市民会館→諏訪神社
308号
桜町支線から蛍茶屋支線に入る308号。
No.D700_190821-034
2019年8月21日
桜町→長崎駅前
310号
桜町支線から長崎駅前に入る310号。
360形 (361-367)
No.D700_190821-012
2019年8月21日
めがね橋→市民会館
364号
360形は乗車扉を中央寄りに寄せてあります。めがね橋電停を発車し蛍茶屋に向かう364号。長崎銀行とSUGOCAの広告で真っ赤に塗られています。
No.D700_190821-014
2019年8月21日
めがね橋→市民会館
364号
長崎銀行本店の前をゆく364号。
No.N8305-11A
1983年3月8日
浜口町→松山町
365号



国鉄(現JR)の高架と併走する区間で。正覚寺下行きの365号とすれ違い。前に見える停留所は松山町です。なお,2018年に,浜口町は原爆資料館,松山町は平和公園とそれぞれ改称されています。1201号車内から。
No.D700_190822-056
2019年8月22日
五島町←長崎駅前
366号



萌え系の全面広告車となっている366号。下の方に366号のパールライス色の写真があります。
370形 (371-377)
No.D700_190822-048
2019年8月22日
長崎駅前→桜町
371号
紅白のカラーリングに塗られた371号。
No.N8305-9A
1983年3月8日
正覚寺下
376号 366号
水晶米の広告車376号とパールライスの366号。ネーミングが変わっていった過渡期ですね。正覚寺下は電停が単線となっています。なお,正覚寺下は2018年に崇福寺に変更されています。360形と370形は正面窓の形状,標識灯,排障器の形状が異なっています。
No.D700_190821-027
2019年8月21日
市民会館←諏訪神社
376号
長崎銘菓の広告をまとった376号が桜町支線に入る。後ろは308。
500形 (501-506)
No.D700_190822-043
2019年8月22日
五島町←長崎駅前
506号



1系統崇福寺行きの運用で長崎駅前を発車していく506号。
No.D700_190822-044
2019年8月22日
五島町←長崎駅前
506号
石畳の上をいゆく506号。
1200形 (1201-1205) [1202-1205が'03〜'05年に1200A形に改造]
No.N8305-14A
1983年3月8日
赤迫
1201号
住吉支線の終点である赤迫に到着,折り返し作業中の1201号。1200形は82年に導入された機器更新車です。
No.N8305-10A
1983年3月8日
正覚寺下
1202号
正覚寺下に到着する1202号。ここには電車用の矢印信号jがあります。
No.D700_190821-017
2019年8月21日
めがね橋→市民会館
1202号
公会堂前通りをゆく上と同じ1202号。全面広告車となっています。
No.D700_190821-031
2019年8月21日
市民会館
1202号
京急塗色が良く似合っているの1203号。
No.N8305-12A
1983年3月8日
浦上車庫→岩屋橋
1204号 214号



専用軌道から併用軌道に入るところ。右側の建物にある「ミニファクス」「ホームテレボンド」から特定できました。現在テルウェル西日本になっています。1201号車内から撮影。当時の運賃は80円でした。
No.D700_190822-047
2019年8月22日
五島町→長崎駅前
1205号



上の写真の80年代と変わらない塗色の1205号。広告が無くすっきりしています。
1300形 (1301-1305)
No.D700_190822-040
2019年8月22日
五島町←長崎駅前
1304号



ラッピングされた1304号。
No.D700_190821-011
2019年8月21日
めがね橋←市民会館
1305号
長崎銀行本店前をゆく1305号。おくんちの龍が描かれています。
1500形 (1501-1507) [1507が'10年に1500A形に改造]
No.D700_190822-052
2019年8月22日
長崎駅前←桜町
1502号
1500形は93年から97年までに製造された機器更新車です。
No.D700_190822-035
2019年8月22日
五島町→長崎駅前
1503号
カステラの広告を付けた1503号。
1800形 (1801-1803)
No.D700_190821-001
2019年8月21日
浜町アーケード→めがね橋
1803号
中島川沿いを走る蛍茶屋行き1803号。
2000形 (2001,2002)
No.N8305-16A
1983年3月8日
長崎駅前
2001号 362号
2001は1980年に新製された軽快電車。旧型車が生きながらえる中,残念ながら既に廃車になっています。右側は正覚寺下行きの362号。
5000形 (5001-5003)
No.D700_190822-038
2019年8月22日
長崎駅前→桜町
5003号
3車体2台車構造の超低床車として導入された5000形,5003号。

 2020年10月3日 テストページ作成
 2020年10月4日 ページ新設


■参考文献
 Wikipedia 長崎電気軌道
 日本鉄道旅行地図帳 12号 九州沖縄 新潮社


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