DD14

 DD14は1960年から79年にかけ43両が製造された国鉄の除雪用ディーゼル機関車で,0番台 (1〜8) が製造された後,改良版の300番台が製造されました。2基のディーゼル機関の真ん中に運転台を設置したDD13形に対し,DD14形では運転台を片側に寄せたエンドキャブ方式とし,運転台側に除雪用ロータリーヘッドを取り付ける構造となっています。除雪用動力シャフトが台枠上をキャブ側へ貫通しているため,エンジンとラジエーターがDD13形より高く,キャブ屋根とボンネット上面が同じ高さになっています。機関はDMF31SB-Rで,出力は500PS/1,500rpm×2基,液体変速式で,重連総括制御を備えています。

形式 番台区分 番号 主な仕様
DD14 0番台 1-8 1960年から製造された基本型。台車はDT113A
300番台 301-335 1966年から製造された改良版。減速機を変更,台車を一体圧延車輪を採用したDT113Gに変更。

DD14 300番台
DD14 308
No.D200_070804-26
2007年8月4日
DD14 308
東北本線 郡山
郡山構内で待機中のDD14です。キャブ,エンジン,ラジエーターなど各部をDD13と比べると構造の違いが良くわかります。
(2012/12/28追加 2022/11/22ワイド化)
No.D200_070804-25
2007年8月4日
DD14 308
東北本線 郡山
ケーブルがかかっているのでボツにしていましたが,真横からの写真も追加しておきます。
(2022/11/22追加)
DD14 323
No.D200_090817-162
2009年8月17日
DD14 323
小樽市総合博物館(手宮)
1END側。この機関車は見る方向によって印象が全く異なります。
(2022/11/22ワイド化)
No.D200_090817-164
2009年8月17日
DD14 323
小樽市総合博物館(手宮)
ロータリーヘッド連結部です。
(2022/11/22ワイド化)
No.D090817-66
(息子撮影)
2009年8月17日
DD14 323
小樽市総合博物館(手宮)
2END側です。私はまたまたサボって撮影しておらず,息子の写真を掲載します。
(2022/11/22ワイド化)

 2009年8月21日 ページ新設
 2022年11月22日 番台区分一覧表を追加
 2022年11月22日 写真ワイド化完了
 2022年11月22日 キャプション欄左右入替完了

■ 参考文献
 Wikipedia 国鉄DD14形ディーゼル機関車


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