DD51
0番台 500番台 501- 1001- 800番台 801- 1801-

 DD51は非電化区間の蒸気機関車淘汰のために1962年から製作された幹線用の大形ディーゼル機関車で,12気筒,出力1100PSのDML61Z形エンジン(1〜19号機は当初1000PSのDML61S)を2基搭載,軸重は乙線入線が可能な14tとされました。

形式
番台区分
番号 製造年 主な仕様
DD51
0番台
DD51 1 1962年 第1次試作型,日立製作所製,エンジンはダイハツ製DML61S(1,000PS)を2基搭載,前照灯はDD13形後期型と同様な円形シールドビーム,運転室屋根のヒサシなし。登場時はぶどう色2号に白帯塗色。
DD51 2-4 1963年 第2次試作型,前照灯はボンネットに奥まった形で実装され凹んだ四角形のライトべゼルが付く。運転室屋根前後端を前後に延長しヒサシ形状となる。中間台車はコイルばねにライナーを挿入することで軸重を14t-15tの間で切替可能。オレンジ色基調に白帯の塗装。
DD51 5-19 1964年 先行量産型。長距離運用対応で燃料タンク容量を従来の3,000Lから4,500Lに増量。中間台車は枕ばねを空気ばねとしたTR101Aで,運転台からの操作で空気ばね圧を変化させ軸重と調整可能。1-19号機は正面の白帯はサイドと同じ高さでナンバープレートの下を通る。
DD51 20-53 1965-1966年 初期量産型。エンジンをDML61Z (1,100PS) 2基に強化。後に1-19号機も換装し統一。正面の白帯はナンバープレート取り付け位置に合わせられ,以降の標準配色となる。

第1次試作型 DD51 1
DD51 1
No.437-16
2005年6月12日
DD51 1
碓氷峠鉄道文化むら
栄光の1号機です。見慣れた量産型とはヘッドライトや運転室窓上にひさしがないなど相違点が目立ちます。
(2006/09/23追加 2022/12/01ワイド化)
初期量産型 DD51 20-53
DD51 24
No.24-37
1983年11月20日
DD51 24+旧客
福知山線 生瀬
生瀬を発車する24号機牽引の客車列車。スカート周りがあっさりしています。
(2006/10/22追加 2022/12/01ワイド化)
DD51 26
No.28-30
1983年12月30日
DD51 26+旧客
東海道本線 大阪←新大阪
暮れも押し迫った30日の早朝,上淀の橋梁を渡る福知山線の客車列車。
(2004/12/5再スキャン 2022/12/01ワイド化)
DD51 40
No.N8001-13
1980年3月20日頃
DD51 40+14系
みずほ
長崎本線 浦上
家族旅行で長崎に行った帰り,出島8号とみずほの交換シーン。この赤ナンバー機,ブレているため41に見えますが画像解析の結果40号機です。
(2006/10/15追加 2022/12/01ワイド化)
DD51 51
No.21-26
1983年8月29日
DD51 51+50系
山陰本線 嵯峨
乗車した旧型客車列車がDD51の50系客レと交換しました。前面手すりにジャンパ栓受けがなくシンプルな印象です。
(2006/10/22再スキャン 2022/12/01ワイド化)
No.111-36
1985年10月21日
DD51 51+貨物
山陰本線 下市→中山口
DD51 51号機と2年ぶりに再会。
(2006/10/01再スキャン 2022/12/01ワイド化)

 2004年1月24日 ページ新設
 2006年10月9日 番台区分化
 2006年10月22日 再スキャン完了
 2022年12月1日 写真ワイド化完了
 2022年12月1日 キャプション欄左右入替完了
 2022年12月1日 番台区分表を追加


■参考文献
 20世紀なつかしの機関車 ヤマケイレイルブックス2 山と渓谷社
 貨物列車2006 Rail Magazine 274 2006年7月
 Wikipedia 国鉄DD51形ディーゼル機関車

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