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14系客車

 14系は国鉄が1971年から設計・製造した客車で,冷暖房などのサービス電源を床下のディーゼル発電機でまかなう分散電源方式を初めて採用した12系客車をベースとし,分割・併結運転に適した特急列車として使用することを目的に設計されています。寝台車と座席車があり,寝台車には3段寝台車として1971年から製造された14系と,1978年に2段寝台車の14系15形があります。オリジナル車の出入口は折戸でドアエンジンによる自動扉となっています。また寝台車の冷房装置は準集中型のAU76形を屋根上両端部に取り付けています。一方,座席車は波動輸送用として簡易リクライニグシートを備え,冷房装置は屋根上にAU13A型分散式冷房装置を搭載しており,車体の屋根高さは12系よりも100mm低くなっています。また窓は固定窓としています。

■ 新製車
系列 形式 番号 製造年 仕様
14系
寝台車
オロネ14 1-14 1971
〜1972
開放室2段式(プルマン式)A寝台車。中央通路を挟んで線路方向に2段寝台を7組ずつ設置。前位側に洋式・和式トイレを1つずつと洗面台2つ,後位側に更衣室,喫煙室,乗務員室,物置,出入台を設ける。定員28名。
オハネ14 1-106 1971
〜1972
3段式B寝台車,定員48名。前位側に和式トイレと洗面台が2つずつ,後位側に更衣室と乗務員室,出入台を設ける。
スハネフ14 1-54 1971
〜1972
3段式B寝台緩急車。分割併合運用に適した折妻の貫通型で貫通路に愛称名表示幕を設置。定員45名。床下にDMF15HS-G形ディーゼルエンジンとDM82型180kVA発電機を搭載,3φAC440Vを発生,自車含め最大5両に給電可。
オシ14 1-14 1971
〜1972
食堂車。20系ナシ20の後期形に似た内装で片持ちテーブルに4脚ずつ,定員40名。側窓はベネシャンブラインドを装備。
14系15形
寝台車
オハネ15 1-42 1978 開放形2段B寝台車。24系25形100番台車に準じ,上段寝台を固定,寝台側の側窓の天地が狭い。定員34名。
スハネフ15 1-21 1978 開放形2寝台緩急車。オハネフ25形200番台に準じ,妻面はわずかに折れた切妻形。スレンレス帯が妻面に回り込んでいないのが相違点。
14系
座席車
オハ14 1-209 1972
〜1974
普通車,定員72名。
スハフ14 1-63 1972
〜1974
普通緩急車,定員64名。後位側妻面の貫通路に愛称名表示幕を設置。床下にDMF15HZ-G形ディーゼルエンジン(270PS)とDM93型210kVA発電機を搭載,自車含め最大6両に給電可。
オハフ15 1-53 1972
〜1974
普通緩急車,定員64名。基本構成はスハフ14と同じだがサービス電源を搭載しない。後位側妻面の貫通路に愛称名表示幕を設置。

■ 主な改造車          
形式・番台 番号   種車 改造年 内容
 北海道向け改造車         
オハ14
500番台
オハ14
501-539
オハ14 1981 道内急行用の旧形客車置換えのため暖房強化や空気圧縮機の大型化,冬季の着雪・凍結対策として扉の引戸化,SG管引き通しなど改造。
スハフ14
500番台
スハフ14
501-509
スハフ14 1981
スハフ14
550番台
スハフ14
551-561
オハフ15 1981〜 北海道用は暖房強化等でスハフ14の給電対象が6両から4両に減りスハフ14が不足するためオハフ15に発電機能を付けた上で上記改造実施。
オハネ14
500番台
オハネ14
501-517
オハネ14
66・84・85・68・
69・73・74・79・
65・72・75・78・
81・83・55・70・71
1983 「まりも」「大雪」「利尻」の10系寝台車置換用。暖房強化と冬季着雪・凍結対策として折戸の客用扉を引戸化,在来客車併結のためSG管引き通し。台車は鋳鉄製制輪子使用のTR217F・TR217Gに交換,最高速度95km/hに抑制。車体側面の形式番号に(ホ)を表記。
スハネフ14
500番台
スハネフ14
501-508
スハネフ14
42・43・53・41・
46・51・52・54
1983
スハネフ14
550番台
スハネフ14
551・552
オハネフ25 218・220 1991 「はまなす」用寝台車連結のため余剰となったオハネフ25の床下に廃車のスハフ14 500番台の電源装置を取付け,白帯化。
 アコモ改造車      
14系200番台

リゾート

シュプール
オハ14
201-208,251-258
オハ14 1988 背面テーブル付きフリーストップリクライニングシートに変更,大型荷物置場を備える。塗色は上半分白,窓下半分ピンク。250番台は更衣室付き
スハフ14
201-204
スハフ14 1988 簡易車販準備室付き
オハフ15
201-203,251
オハフ15 1988 後に「あすか」に準じた展望室取付け改造。251は展望室取付け改造なし,ラウンジのみ
オハ14 300番台
「あかつき」用
レガートシート
オハ14
301-303
オハ14 19・29・32 1990 「あかつき」長崎編成組み込み,夜行高速バス並みの独立3列シート車。編成端部に連結し貫通扉を埋め列車愛称表示器を取付け。
 ジョイフルトレイン      
サロンエクスプレス
東京
スロフ14
701・702
スハフ14 53・57 1983 国鉄東京南局が改造した団体臨時列車用の欧風客車,車内はコンパートメントと展望室。7両編成。
1997年和式客車「ゆとり」(6両)に再改造,余剰のオロ14 702は新ニイお座敷列車のロビーカーに。
オロ14
701-705
オハ14
133・137・171・172・175
サロンカーなにわ スロフ14
703・704
スハフ14 31・52 1983 国鉄大鉄局,高砂工場で改造した欧風客車。2人+1人掛け千鳥配置のリクライニングシートと展望室。JR西日本管内でのお召し列車としても使用。
オロ14
706-710
オハ14
177・178・179・170・180
ホリデーパル
(サロンカー)
オハ14
701
オシ14 1 1984 広島鉄道管理局のジョイフルトレインとして幡生工場で改造。オハ14 701はサロンカー。その他の車両は20系に掲載
スーパー
エクスプレス
レインボー
スロフ14
705・706
スハフ14 55・56 1987 国鉄東京北局が大宮工場で改造した欧風客車。4号車のイベント車み12系。1・7号車はパノラマグリーンカー,2・6号車はグリーンカー,3・5号車はコンパートメントカー。
オロ14
711-714
オハ14
191・192・193・194
オロ12 715 オハ12 371
みやび スロフ14
801・802
スハフ14 9・30 1986 国鉄大鉄局が81系お座敷列車(ミハ座)の置換え用に鷹取工場で改造した和風客車。掘り炬燵方式,7両編成。1986年末の餘部事故で大破,廃車。
オロ14
801-805
オハ14
45・30・46・47・36
浪漫 スロフ14
801・802
スハフ14 17・18 1995 JR東日本長野支社の12系「白樺」の後継して改造した和式客車。塗色はブラスゴールドを基調にロイヤルブルー。形式番号は「みやび」と重複。
オロ14
801-804
オハ14
61・64・65・67

14系寝台車
No.N7805-15
1978年7月
14系
あかつき
東海道本線 住吉→摂津本山


スハネフ14を最後尾に大阪に向かう「あかつき」。103系が併走。当時の103系はまだ非冷房車でした。
(2009/04/11追加 2022/09/21ワイド化)
No.N7805-21
1978年7月
14系 スハネフ14
あかつき
東海道本線 芦屋←摂津本山



早朝の阪神間を走る「あかつき」。
(2009/04/11追加 2022/09/21ワイド化)
No.N8202-16
1982年3月7日
EF65 1097+14系 スハネフ14
6レ みずほ
東海道本線 根府川
名所根府川を通過する「みずほ」。最後部はスハネフ14。黄色いテールマークが印象的です。
(2022/09/21ワイド化)
No.N8309-19
1983年4月10日
DD51+14系
4003レ 紀伊
紀勢本線 尾鷲
出雲3号と併結のため分散型である14系が使われていた「紀伊」。尾鷲で「はやたま」くずれの客レと交換です。
(2022/09/21ワイド化)
No.111-28
1985年10月21日
DD51 1112+14系
出雲
山陰本線 下市←中山口
秋空の下を走る美しい「出雲」編成。
(2022/09/21ワイド化)
No.204-19
1991年2月9日
DE10+14系
能登 回送
七尾線 能登中島←西岸
七尾線七尾駅まで臨時に乗り入れていた「能登」編成の回送。14系ハザ1両とハネ3両という編成です。
(2022/09/21ワイド化)
No.209-6
1991年3月21日
EF65PF+14系
みずほ
東海道本線 早川←根府川
石橋山付近をゆく寝台特急「みずほ」。
2022/09/21ワイド化)
No.225-14
1991年7月25日
EF65PF+14系
さくら
東海道本線 豊橋
豊橋停車中の「さくら」。
(2022/09/21ワイド化)
No.229-28
1991年8月11日
EF66+12系+14系ハネ
甲子園臨
東海道本線 芦屋→西ノ宮
夏の甲子園臨として運転された編成。
(2022/09/21ワイド化)
No.D200_100227-29
2010年2月27日
EF64+14系
北陸
東北本線 上野

10年3月改正で廃止が決定した北陸です。土曜日の夜,13番線は多くのファンが詰め掛けていました。
(2010/03/07追加 2022/09/21ワイド化)
No.57-27
1984年7月12日
オハネ14 56 大ミハ
配給列車
東海道本線 京都
DE10の牽引で入換中のオハネ14 56。オハネ14形基本番台車は,1971年から1972年にかけ106両が製造された3段式B寝台車で定員は48名。写真左側の前位側には和式トイレと洗面台が2つずつ,後位側には更衣室と乗務員室,出入台が設けられています。
(2022/10/10追加)
オハネ14 500番台
No.19-16
1983年8月25日
オハネ14 505
まりも
函館本線 札幌
まりもの寝台車,オハネ14の500番台車です。自動扉が引き戸となっていることが,もっとも目立つ内地の14系との違いです。
(2022/09/21ワイド化)
オハ14 700番台
No.113-32
1985年11月27日
DD51768+
20系ホリデーパル7B
オハ14 701
関西本線 柘植
ホリデーパルの4号車,サロンカーとして使われているオハ14 701。1984年にオシ14 1を改造した車両です。種車の特徴が良く残っています。
(2022/10/08追加)
スハネフ14 550番台
No.D200_090320-21
2009年3月20日
DD51+14系500番台
はまなす
函館本線 札幌
最後尾のスハネフ14 552は1991年にオハネフ25形200番台を種車に改造された車両のためほとんどフラットな半切妻です。
(2022/09/21ワイド化)
No.D200_090320-26
2009年3月20日
スハネフ14 552
はまなす
函館本線 札幌
スハネフ14 552の後位側扉付近。
(2022/09/21追加)
14系15形寝台車
No.N8001-12
1980年3月24日
スハネフ15
あかつき
長崎本線 長崎



家族旅行で三ノ宮〜長崎間を乗車した15形のあかつきです。以下旅行メモ。
3/23の19:33に三ノ宮から11号車,スハネフ15 29に乗車。姫路20:26-28→岡山21:37-42[上り瀬戸すれ違い]→[上りあさかぜ1号]→福山22:26→尾道22:43[上りあさかぜ2号]→三原22:59-23:00→広島0:04-08→長崎7:33。
この後,構内の日食で朝食→唐人館→オランダ坂→大浦天主堂→グラバー園→崇福寺→眼鏡橋→国際文化会館→平和公園→昼食(皿うどん)→長崎駅。
このあと12:03発の出島8号(キハ58-689)で鳥栖に向かいました。
(2019/12/27撮影日特定,キャプション追加
2022/09/21ワイド化)
No.114-08
1985年12月1日
EF65 1126+14系15形11B
明星・あかつき
東海道本線 芦屋→西ノ宮
夙川を越え西ノ宮へ大築堤を降りていく14系15形寝台客車,最後尾はスハネフ15。前5両が「あかつき」,後ろ6両が「明星」。分散電源方式の14系15形の性能をフルに発揮する運用です。
(2022/09/21追加)
14系座席車
No.29-20
1984年1月4日
EF651124+14系12B
8010レ
東海道本線 芦屋→西ノ宮
EF65PFに牽引され定点をゆく14系。年末年始や夏季には14系を使用した臨時夜行列車が頻繁に運転されていました。
(2022/09/21ワイド化)
No.41-36
1984年3月31日
EF651118+14系8両
9023レ 踊り子55号
東海道本線 国府津
EF65PFに牽引された14系踊り子。多客時に運転されるこの客車踊り子は,当時東京機関区のEF65PFとEF58の共通運用とされ,ロクイチの登板を期待するファン注目の列車でした。
(2011/06/19追加 2022/09/21ワイド化)
No.68-35
1984年9月15日
EF651106+14系
9117レ 銀河53号
東海道本線 高槻←山崎
東海道本線529キロポスト,百山踏切を大阪へ向かう14系銀河53号。急行サインが入っています。この日はこの後PFのナノ座もあり,犬走りにはファンの姿があります。
(2022/09/21ワイド化)
No.77-16
1984年11月3日
EF81+14系
雷鳥
東海道本線 高槻→山崎
14系の長大編成による臨時「雷鳥」。季節臨や波動輸送に大活躍の14系ハザ編成。
(2022/09/21ワイド化)
No.156-3
1988年4月10日
スハフ14
尾久客車区


「日本海」のテールサインを掲出したスハフ14,JR1周年で田端・尾久区公開で展示されました。スハフ14はディーゼルエンジンによるサービス電源を搭載しており,屋根上に煙突が確認できます。
(2022/09/21ワイド化)
No.202-37
1991年2月3日
ED77+14系6B
磐越西線 上戸→中山宿
波動輸送に大活躍する14系
(2022/09/21追加)
No.209-28
1991年3月21日
14系
東海道本線 函南←三島
反射板を取り付けて東海道を回送される14系。
(2022/09/21ワイド化)
14系500番台座席車
No.14-14
1983年8月14日
14系500番台
516レ 大雪
函館本線 札幌
711系と並ぶ急行「大雪」。酷寒地仕様に改造された14系500番台車が活躍。手前はスハフ14形500番台で,前方には同じく14系500番台の寝台車も連結されています。
(2022/09/21追加)
No.17-22
1983年8月20日
14系500番台
101レ ニセコ
函館本線 札幌
函館本線(山線),小樽経由で函館〜札幌間を結ぶ急行「ニセコ」。この列車にも14系ハザが使われていました。函館では青函連絡船25便(青森発10:15,函館着14:05)に接続し,函館14:32発。長万部16:24着,DD51前補機をつけ16:33発車。倶知安18:08,小樽19:24着,札幌20:07着というスジでした。
(2022/09/21ワイド化)
No.17-34
1983年8月21日
オハ14 510
101レ ニセコ
函館本線 函館
函館駅に入線したオハ14 510の車内。ちょっと体勢を変えるだけでリクライニングが戻ってしまう簡易リクライニングシートは決して座り心地の良い座席とは云えませんでしたが,青いモケットに真っ白なカバーがずらっと並ぶ車内には気分が上がりました。
(2022/10/08追加)
No.19-13
1983年8月25日
14系500番台
516レ 大雪
函館本線 札幌
石北本線で網走と札幌を結ぶ夜行急行「大雪」もこの編成でした。516レは,網走21:14発で,美幌,北見,,遠軽,上川,当麻,旭川などに停車し,札幌は6:15着でした。
(2022/09/21ワイド化)
No.19-15
1983年8月25日
14系500番台
まりも
函館本線 札幌
釧路から早朝の札幌に到着した「まりも」。雪害対策のため道内では折戸は使えず,引戸化した500番台車が大活躍。14系寝台車も同様に改造され連結していました。札幌では函館,釧路,網走,稚内へと放射状に夜行急行が発着しており,14系は当時,北海道ワイド周遊券で夏休みを過ごす学生達の強い味方となっていました。
(2022/09/21ワイド化)
No.D200_090320-14
2009年3月20日
スハフ14 506
はまなす
函館本線 札幌
はまなす運用で活躍するスハフ14 506。
(2022/09/21追加)
14系200番台 リゾート&シュプール
No.161-24
1988年12月31日
14系200番台
シュプール白馬・栂池
東海道本線 芦屋→西ノ宮
1988年にJR西日本が主に「シュプール号」で使用するために改造した番台。窓の下部は鮮やかな赤色,JR西日本カラーの青細帯が巻かれています。
(2022/09/21ワイド化)
No.187-3
1990年4月28日
14系200番台
ムーンライト九州
鹿児島本線 博多
オハフ15形200番台に展望室を取り付けたものです。
(2022/09/21ワイド化)
サロンエクスプレス東京
No.26-23
1983年11月29日
EF58 61+14系
サロンエクスプレス東京
9208レ
東海道本線 芦屋→西ノ宮
第1弾欧風客車として1983(昭和58)年8月に大宮工場で改造され,東京南鉄道管理局品川客車区に所属する東サロ,SETこと「サロンエクスプレス東京」。編成は,1号車からスロフ14-701+オロ14-701+オロ14-702+オロ14-703+オロ14-704+オロ14-705+スロフ14-702という7両編成です。1号車はコンパートメント4室とパノラマ室,中間車には1両5部屋のコンパートメント,7号車にはパノラマ,ラウンジカーとなっています。この日はEF5848[宮]のなにわに続いてEF5861[東]の東サロが秋空の下快走しました。
(2022/09/21ワイド化)
No.40-36
1984年3月30日
14系
サロンエクスプレス東京
東海道本線 東京
東京駅旧7番線に到着した「サロンエクスプレス踊り子」。この展望席があこがれでした。東京駅はこのあと東北上越新幹線乗り入れのため大改造され左の5,6番線(第3プラットフォーム)は高架化され新7,8番線に,右側の第4プラットフォームは新9,10番線となり,現在は上野東京ラインに使用されています。
(2012/09/02追加 2018/01/13再スキャン・ワイド化)
No.D200_071104-70
2007年11月4日
14系
お座敷列車 ゆとり
水郡線 常陸鴻巣←上菅谷
サロンエクスプレス東京は1両減車の上,お座敷列車「ゆとり」に改造され活躍しました。
(2013/09/08追加 2022/09/21ワイド化)
サロンカーなにわ
No.26-19
1983年11月29日
EF58 48+14系
サロンカーなにわ
9946レ
東海道本線 芦屋→西ノ宮
東京南局の東サロとほぼ同時期に完成を見た大鉄局の「なにわ」。高砂工場において1983(昭和58)年に改造された7両編成の欧風客車です。編成はスロフ14-703+オロ14-706+オロ14-707+オロ14-708+オロ14-709+オロ14-710+スロフ14-704となっています。1号車は展望車で,展望とラウンジを設けています。2〜7号車は開放型のグリーン車で,自在に回転できるシートを備えています。7号車車端にも展望室を備えています。
(2021/10/3 ワイド化)
No.22-11
1983年9月10日
サロンカーなにわ
スロフ14 709
東海道本線 京都
「サロンカーなにわ」落成時の京都駅展示。とにかく人が一杯でしたが下の大阪よりはましで,内部を見学できました。
(2022/09/21ワイド化)
No.22-16
1983年9月10日
EF65 1128+14系
サロンカーなにわ
東海道本線 大阪
「サロンカーなにわ」大阪駅展示の様子。手前のホームにも見物人がうじゃうじゃいました。
(2022/09/21ワイド化)
No.228-20
1991年7月27日
EF58 150+14系
サロンカーなにわ
マリン但馬
東海道本線 西ノ宮→芦屋
サロンカーなにわを使用した「マリン但馬」
(2023/05/18追加)
スーパーエクスプレスレインボー
No.147-28
1987年7月25日
EF81 95+14系
スーパーエクスプレスレインボー
常磐線 常陸多賀→日立

専用機EF8195に牽引され常磐線を下る「スーパーエクスプレスレインボーときわ」。
(2022/09/21ワイド化)
みやび
No.127-11
1986年5月7日
EF651005+14系
みやび
東海道本線 芦屋→西ノ宮
「みやび」は鷹取工場において1986(昭和61)年に改造され,同年4月1日から営業運転を開始した7両編成の和式客車です。編成はスロフ14-801+オロ14-801+オロ14-802+オロ14-803+オロ14-804+オロ14-805+スロフ14-802となっており,4号車のオロ14-803に日本庭園と和風サロンを備えています。残念なことに同年12月29日に餘部鉄橋からの落下事故で廃車されたので,ほとんど撮影する機会がありませんでした。
(2022/09/21ワイド化)

 2008年6月1日 TEST ページ新設
 2022年9月20日 新製車一覧表追加
 2022年9月20日 主な改造車一覧表追加
 2022年9月20日 写真を時系列から形式毎に並べ替え,キャプション欄左右入替完了
 2022年9月21日 写真ワイド化完了,写真追加

■参考文献
 早辺宗彦 「最近のお座敷客車」 鉄道ファン Vol. 23 271 pp76-82 1983年11月号
 Wikipedia 国鉄14系客車


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