国鉄新性能電車

443系・495系

 このページでは国鉄新性能事業用車として,クモヤ443系クモヤ495系についてまとめます。両形式とも交流50/60Hzおよび直流区間の3電源に対応する,架線検測が可能な電気検測車です。

直流用のクモニ143クモユニ143クモル145クル144クモヤ145クモユニ147は別ページに分割しました。また,旧型国電に分類される,救援車クモエ21クエ28,牽引車クモヤ22クモヤ90クモヤ91クモヤ441,配給車クモル23については旧国・事業用車のページに,クモユニ74クモニ83については郵便・荷物車のページにまとめました。なお,サハシ153を改造した教習車クヤ165については165系に入れてあります。それぞれリンク先をご覧ください。

■ 443系 (新製車)
形式 番号 製造年 主な仕様
クモヤ443 1-2 1975 検測用の下枠交差形パンタグラフ・架線検測ドーム設置,搭載,冷房装置は床置き形AU41,車体重量48.6t
クモヤ442 1-2 1975 屋根上に走行用パンタグラフ,高圧機器,冷房装置AU13形設置,車体重量51.1t

■ 495系 (新製車)
形式 番号 製造年 主な仕様
クモヤ495 1 1966 架線観測用ドーム・工作・物品室・暗室・資料整理室・トイレ設置,主電動機MT54,台車DT37X
クモヤ494 1 1966 架線観測用ドーム・架線関連測定室,MG搭載電源室設置,主電動機MT54,台車DX37X

クモヤ443 1-2
No.59-19
1984年7月18日
クモヤ443-2+クモヤ442-2
東海道本線 高槻→山崎
向日町/奇 クモヤ443-2+クモヤ442-2 大阪

クモヤ443系は電気検測用の事業用交直両用電車で,1975年6月から7月にかけて2編成4両が近畿車輛で製造されています。写真の第2編成は向日町運転所に配置されていました。
(2022/10/28追加)
クモヤ495-1
No.134-13
1986年8月6日
クモヤ495-1+クモヤ494-1
沼津機関区



奇 クモヤ495-1+クモヤ494-1

低い屋根が特徴的な交直流架線検測車,クモヤ495-1。昔TMSに載っていて格好いい車両だと思ってました。相方はクモヤ494-1です。
(2015/01/17追加)

 2012年9月23日 テストページ作成
 2022年10月28日 写真ワイド化完了
 2022年10月28日 キャプション欄左右入替完了
 2023年7月31日 143系新製車一覧表を追加
 2023年8月1日 145系改造車一覧表を追加
 2023年8月1日 クヤ165を165系のページに移設
 2023年8月1日 新製車一覧表および改造車一覧表から写真へのリンクを追加
 2023年8月3日 事業用車のページを143系・145系・147系のページと本ページに分割


■参考文献
 Wikipedia 国鉄443系電車
 Wikipedia 国鉄495系電車


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