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117系
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 京阪神間は私鉄との競争が激しく常に高速運転サービスが求められてきました。昭和初期から20m,2扉クロスシート車であるモハ42流電52系半流43系など最高グレードの省線電車がこの路線に投入され,併走する私鉄相手に関西急電として活躍した歴史を有しています。特に流電52系は,その全盛期にはクリームとマルーンの「関西急電色」と呼ばれるツートンに塗装され,絶大な人気を誇っていました。大戦のため荒廃を余儀なくされましたが,戦後においても80系113系が急電・快速としてその思想を受け継ぎ高速運転されてきました。そしてさらに速達サービスを強化するため,オールクロスの急行形153系を用いて1972年に登場したのが「新快速」で,その専用塗色から「ブルーライナー」として親しまれました。しかし,並行私鉄である阪急京都線や京阪本線の特急車は転換クロスシートを備えていたことから,急行形の153系をもってしてもアコモが見劣りしていました。またデッキタイプの153系はラッシュ時の乗降に難がありました。
 そこで1979年に新快速専用設計の117系が新製投入されました。標準化を重視した国鉄において地域独自の車輌を投入するのは異例のことであり,大鉄局が国鉄本社の反対を押し切って導入したと言われています。117系は従来の国電スタイルから抜け出し,157系に似た細目の2枚窓,電動サボ付きのふっくら顔で,ラッシュ時を考慮し中央に寄った両開き2扉,車体中央部分に4組の2連窓を配し,クリーム(クリーム4号)地にマルーン(ぶどう色2号)帯のツートンという流電をオマージュしたカラーリング,内装は国鉄初のオール転換クロスシート,シートピッチ910mm,室内は木目調化粧板,集中冷房装置,強制換気装置,初の電連付き密連,DT32系空気バネ台車,4M2T,最高速度110km/hというハイグレード仕様でさっそうとデビュー,「シティライナー」として活躍しました。
 名鉄との競争が激しい名古屋地区においても高速化サービスアップのため,1982年に117系が投入されました。1986年には一段下降窓とボルスタレス台車を装備した100・200番台車が京阪神地区の新快速増発用に6両3本,中京地区短編成化用として制御車のみ18両が増備されました。
 京阪神地区の117系は1990年に全車最高速度を115km/hに引き上げる改造を受けていますが,1991年3月のダイヤ改正で早朝,深夜を除いて新快速の最高速度が120km/hに引き上げられたため運用が減り,1999年には223系により一部時間帯における130km/h運転が開始されたことを受け,同年に新快速の定期運用から離脱しました。
■ 新製車
形式 番台区分 番号 製造年 主な仕様相違点
モハ117 0番台 1‐60 1979‐1982 主制御器,主抵抗器,パンタグラフPS16J(名古屋用43‐60は耐寒耐雪省略でPS16),主電動機MT54D(120kW),台車DT32H,冷房AU75B,定員136名
100番台 101‐106 1986 京阪神用,一段下降窓,バケットシート,ボルスタレス台車DT50C
モハ116 0番台 1‐60 1979‐1982 MG,CP搭載,主電動機MT54D,台車DT32H,冷房AU75B,定員136名
100番台 101‐106 1986 京阪神用,一段下降窓,バケットシート,台車DT50C
クハ117 0番台 1‐21 1979‐1980 奇数向き,京阪神用,台車TR69K,冷房AU75B,トイレ無し,定員128名
22‐30 1982 名古屋用,電気連結器無し,トイレ付,定員124名
100番台 101‐103 1986 京阪神用,一段下降窓,バケットシート,台車TR235B
104‐112 1986 名古屋用,電気連結器無し
クハ116 0番台 1‐21 1979‐1980 偶数向き,京阪神用,台車TR69K,冷房AU75B,トイレ付,定員124名
22‐30 1982 名古屋用,電気連結器無し
100番台 101‐103 1986 京阪神用,一段下降窓,バケットシート,台車TR235B
200番台 201‐209 1986 名古屋用,電気連結器無し,トイレ無し,定員128名
■ 改造車(撮影分のみ)
形式・番台 改造後形式番号 種車形式番号 改造年 改造・改番内容
300番台 モハ117 303‐316 319 320 341 342 モハ117 3‐16 19 20 41 42 1992 福知山線の通勤需要増大に伴いブレーキ応荷重装置追加,元空気ダメ圧力変更,乗降扉付近転換クロスシート3列撤去・ロングシート化
モハ116 303‐316 319 320 341 342 モハ116 3‐16 19 20 41 42 1992
クハ117 302‐308 310 318 320 321 クハ117 2‐8 10 18 20 21 1992
1997
クハ116 302‐308 310 318 320 321 クハ116 2‐8 10 18 20 21 1992
1997
7000番台
WEST EXPRESS
銀河
クロ117‐7016
モハ117 7032 7036
モハ116 7032 7036
クハ116‐7016
クハ117‐16
モハ117 32 36
モハ116 32 36
クハ116‐16
2020 旧T2編成0番台6両のアコモデーション改造,1号車:グリーン指定のファーストシート,2号車:普通指定席女性用クシェット,3号車:普通車指定席ファミリーキャビン,4号車フリースペース,5号車:指定席クシェット,6号車:グリーン個室プレミアムルーム
117系0番台
クハ117 1‐21
No.30‐2
1984年1月13日
大ミハ C編成
クハ117[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 西明石

RDPを初めて使用した撮影。風景は様変わりしていますが西尾克三郎先生がその昔52系流電を撮影された由緒正しき撮影地で流電の末裔である117系を撮影することに縁を感じます。
(2023/04/28ワイド化)

No.86‐2
1985年1月5日
大ミハ C編成
クハ117[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋⇔西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 西明石

やはり冬季は六甲山がきれいに見えます。EF651139+20系による9026レとの築堤上でのすれ違い。
(2023/04/28ワイド化)
No.128‐02
1986年5月28日
大ミハ C編成
クハ117[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 西明石

陽光の阪神間を駆ける117系新快速
(2023/04/29追加)
No.152‐12
1988年1月3日
本ミハ C編成
右 クハ116[1‐21]
左 クハ117[1‐21]
山陽本線 姫路
1988年のお正月に高松に行った時の1枚。分割作業中の117系。電気連結器付き密着連結器が威力を発揮。
(2023/04/28ワイド化)
No.161‐25
1988年12月31日
本ミハ C編成
クハ117[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 西明石

1988年最後の写真。まもなく221系に主役を譲ることになります。
(2023/04/28ワイド化)
No.199‐29
1991年1月3日
クハ117[1‐21]他 12両
新快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116
+クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 姫路

12両で朝の新快速運用に入る117系。1990年3月10日ダイヤ改正で新快速の最高速度が115km/hに引き上げられました。一方,福知山線での運用開始に伴い6両編成8本が写真のようにクリーム10号に緑14号塗色に変更されています。
(2011/12/24追加 2023/04/28ワイド化)
No.200‐3
1991年1月4日
クハ117[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 姫路

外側線を飛ばす117系新快速,もうすぐ見納めの頃。
(2011/12/24追加 2023/04/28ワイド化)
No.229‐37
1991年8月11日
クハ117[1‐21]他 6両
快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 姫路

新快速運用を221系に譲り,塗色変更,快速運用に入る117系6連。
(2006/05/25追加 2023/04/28ワイド化)
No.231‐33
1991年8月15日
本ミハ
クハ117[1‐21]他 6両
赤穂線 播州赤穂
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 播州赤穂

家族旅行で牛窓に行った時に撮影。岡オカの115系1000番台と並ぶ117系。オリジナル色はホッとします。
(2006/05/25追加 2023/04/28ワイド化)
No.320‐26
1994年1月2日
宮 C20編成
クハ117‐20他 4両
普通
奈良線 稲荷


奈良/奇 クハ117‐20+モハ117‐40
+モハ116‐40+クハ116‐20 京都

この年の初詣は伏見稲荷大社に参拝し,オリジナル色の117系に久しぶりに対面。C20編成は1991年から1995年までの間,4両で組まれ,奈良線で活躍していました。
(2007/11/2追加 2023/04/28ワイド化)
No.D200_080826‐22
2008年8月26日
岡オカ E3編成
クハ117‐13他 4両
快速 サンライナー
山陽本線 岡山
岡山/奇 クハ117‐13+モハ117‐26+モハ116‐26+クハ116‐13 福山

サンライナー塗色,4両で運用される岡山電車区の117系E3編成。右側はE6編成。
(2023/06/25追加)
No.D200_080826‐24
2008年8月26日
岡オカ E6編成
クハ117‐19他 4両
快速 サンライナー(回送)
山陽本線 岡山
岡山/奇 クハ117‐19+モハ117‐38+モハ116‐38+クハ116‐19 福山

サンライナーE3編成との並び。
(2023/06/25追加)
No.D200_080826‐25
2008年8月26日
岡オカ E6編成
クハ117‐19他 4両
快速 サンライナー(回送)
山陽本線 岡山
岡山/奇 クハ117‐19+モハ117‐38+モハ116‐38+クハ116‐19 福山

塗色により大きく印象を変えた117系サンライナーの前頭部。
(2023/06/25追加)
クハ117 22‐30
No.84‐38
1984年12月12日
名カキ S06編成
クハ117‐27他 6両
快速
東海道本線 大高←共和
浜松/奇 クハ117‐27+モハ117‐53+モハ116‐53
+モハ117‐54+モハ116‐54+クハ116‐27 大垣

名古屋地区向けとして1982年にS01〜S09の9編成54両が投入されています。京阪神向けの117系との違いは自動解結装置と電気連結器の省略,耐寒・耐雪仕様の省略とクハ117へのトイレ設置。写真はS06編成の東海ライナーで3位側のトイレが確認できます。
(2023/04/28ワイド化)
No.D700_120104‐333
2012年1月4日
クハ117‐30他 3両
リニア・鉄道館


クハ117‐30+モハ117‐59+クハ116‐209

S1編成奇数側のクハ117‐30。
(2023/04/28追加)
No.D700_120104‐334
2012年1月4日
クハ117‐30他 3両
リニア・鉄道館
クハ117‐30+モハ117‐59+クハ116‐209

11年にオープンしたリニア・鉄道館の屋外展示として117系3両が展示されています。2M方式なのでこれでは実際には編成として成立しませんが,一応両方に制御車が付いた構成になっています。奇数向きのクハ117‐30。京阪神向けの制御車との違いは自動解結装置,電気連結器,スノープラウを装備していないことで,正面下回りがすっきりしています。
(2012/1/8追加 2023/04/28ワイド化)
No.D700_120104‐504
2012年1月4日
S11編成+S編成
クハ117‐25他 8両
東海道本線 大垣
静岡/奇 クハ117‐25+モハ117‐49+モハ116‐49+クハ116‐206
+ クハ117+モハ117+モハ116+クハ116 米原

オリジナルな関西急電色の117系。露出はF5.6,1/30s手持ち,ISO2500。
(2012/1/8追加 2023/04/28ワイド化)
クハ116 1‐21
No.N8201‐4
1982年1月17日
大ミハ C編成
クハ116[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 西ノ宮→芦屋
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 西明石

153系からバトンを受け,所定の6両で緩行線を西下する117系新快速シティライナー,夙川築堤から撮影。登場時は芦屋はおろか新大阪も通過という恐ろしいダイヤでした。
(2008/04/27追加 2023/04/28ワイド化)
No.6‐22
1983年7月18日
大ミハ C編成+C編成
クハ116[1‐21]他 12両
833M 快速 網干行
東海道本線 西ノ宮→芦屋
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116
+クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 網干

17:56大阪発の快速833M,153系ブルーライナーの時代から三本線看板を付け12両で運転されていました。芦屋18:12発で,停車中にキハ82の23Dはまかぜ3号が颯爽と駆け抜けていきました。その後ほどなくして配給クモヤの通過でした。
(2023/04/28ワイド化)
No.31‐25
1984年1月29日
大ミハ C編成+C編成
クハ116[1‐21]他 12両
 回送
北方貨物線 宮原操付近
堅田/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116
+クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 宮原操

雪を付けて宮原に戻ってきた12両。電幕は新快速のまま。
(2023/04/28ワイド化)
No.56‐3
1984年6月26日
大ミハ C編成
クハ116[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋←西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 西明石

山男EF6231牽引の荷39レとの併走シーン。
(2023/04/28ワイド化)
No.74‐39
1984年9月30日
大ミハ C編成
クハ116[1‐21]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 西明石

国鉄時代,新快速は緩行線を走行していました。上り新快速の追い写し。大阪‐神戸間の鉄道開業は1874(明治7)年5月11日,東灘(信)〜尼崎間の複々線完成は1926(大正15)年11月15日,電車化は1934(昭和9)年7月20日と古い歴史を持っています。
(2023/04/28ワイド化)
No.258‐32
1992年2月8日
大ミハ C編成
クハ116[1‐21]他 12両
快速
山陽本線 塩屋←須磨



須磨‐塩屋間の緩行線を下る117系快速
(2025/04/12追加)
No.D200_080829‐7
2008年8月29日
岡オカ E2編成
クハ116‐11他 4両
普通
山陽本線 岡山
岡山/奇 クハ117‐11+モハ117‐22+モハ116‐22+クハ116‐11 福山

普通にも使用されるサンライナー色の117系
(2023/06/25追加)
No.D200_080829‐8
2008年8月29日
岡オカ E3編成
クハ116‐13他 4両
快速 サンライナー
山陽本線 岡山
岡山/奇 クハ117‐13+モハ117‐26+モハ116‐26+クハ116‐13 福山


E3編成による快速サンライナーが終着岡山に到着。
(2023/06/25追加)
クハ116 22‐30
No.39‐32
1984年3月29日
名カキ S編成
クハ116[22‐30]
快速
東海道本線 東刈谷←安城
浜松/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 大垣

東海ライナーも国鉄時代は関西急電色をまとっていました。6両で快走。
(2023/04/28ワイド化)
117系100番台
クハ117 101‐103
No.139‐20
1986年10月31日
大ミハ C編成
クハ117[101‐103]
新快速
東海道本線 芦屋→西ノ宮
京都/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 姫路

側窓が一段下降窓になりすっきりとした100番台車,1986年8月〜9月に3編成が投入されました。台車もDT50C形,TR235B形のボルスタレス台車になっています。窓についてはようやく阪急の水準に追いついた感がありますが,雨による車体の腐食が課題となりました。一方DT32系に対するボルスタレス台車の乗り心地については賛否分かれるところであり,軽量化と低コスト化が優先されたものと解釈します。
(2023/04/28ワイド化)
クハ117 104‐112
No.225‐02
1991年7月25日
海カキ S7編成+S編成
クハ117‐111他 8両
普通
東海道本線 豊橋
浜松/奇 クハ117‐111+モハ117‐56+モハ116+56+クハ116‐28
+クハ117+モハ117+モハ116+クハ116 大垣

朝の豊橋駅に停車中の下り普通列車。名古屋地区の100番台車については,大垣区の117系6両編成9本を4両化するため制御車のみ製造されました。奇数向きとしてクハ117‐104〜112,偶数向きはトイレを持つ京阪神地区のクハ116‐101〜103に対してトイレ無し仕様のクハ116‐201〜209として製造されています。
(2017/04/01追加)
No.D700_120104‐498
2012年1月4日
海カキ S18編成+S編成
クハ117‐104他 8両
東海道本線 大垣
静岡/奇 クハ117‐104+モハ117‐54+モハ116‐54+クハ116‐27
+ クハ117+モハ117+モハ116+クハ116 米原

東海色の117系100番台車が雪を付けて到着。露出はF5.6,1/30s手持ち,ISO3200。
(2012/1/8追加 2023/04/28ワイド化)
クハ116 101‐103
No.149‐36
1988年8月10日
大ミハ C編成
クハ116[101‐103]他 6両
新快速
東海道本線 芦屋←西ノ宮
米原/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 姫路

JRになり外側線に移った新快速。国鉄時代にはなかった「びわこ」他,観光ヘッドマークを付けるようになり,時の移ろいを感じました。
(2023/04/28ワイド化)
No.233‐16
1991年8月18日
大ミハ C編成
クハ116[101‐103]他 6両
快速
東海道本線 大阪←新大阪
米原/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 姫路

オール100番台車による6両編成の快速が朝の新淀川橋梁を渡る。1986年8月から新快速増発用として100番台車6両編成3本が投入されました。
(2006/05/25追加 2023/04/28ワイド化)
クハ116 201‐209
No.D700_120104‐335
2012年1月4日
クハ116‐209他 3両
リニア・鉄道館


クハ117‐30+モハ117‐59+クハ116‐209

リニア・鉄道館に展示されたクハ116‐209。人が写らないようにしているので閑散としているように見えますが,冬休みで子供連れを中心に結構な人出でした。京阪神向けの100番台偶数向き制御車クハ116‐101〜103がトイレ付きであったのに対して名古屋地区はトイレ無し仕様とされたため続番とはならずクハ116‐201〜209と付番されています。このクハ116‐209は1986年10月27日に日本車輌製造で落成しました。
(2012/1/8追加 2023/04/28ワイド化)
117系300番台
クハ117 302‐308 310 318 320 321
No.365‐17
1997年3月27日
大ミハ C編成
クハ117‐300番台他 6両
普通
福知山線 尼崎
大阪/奇 クハ117+モハ117+モハ116+モハ117+モハ116+クハ116 宝塚

東西線開業マークを付けた207系V‐7編成と並ぶ福知山色117系300番台車。117系300番台は福知山線の通勤需要に対応するためブレーキへの応荷重装置追加と元空気ダメ圧力の変更,乗降扉付近の転換クロスシート撤去とロングシートへの変更を行っています。
(2023/04/29追加)
No.D700_120812‐92
2012年8月12日 15:04
近キト S05編成
クハ117‐310他 6両
湖西線 比叡山坂本
永原/奇 クハ117‐310+モハ117‐319+モハ116‐319
+モハ117‐320+モハ116‐320+クハ116‐310 大阪

オリジナル色で活躍するS05編成。
(2012/8/16追加 2023/04/28ワイド化)
No.D700_121124‐24
2012年11月24日 9:03
近キト S04編成
クハ117‐306他 6両
東海道本線 京都
永原/奇 クハ117‐306+モハ117‐314+モハ116‐314
+モハ117‐306+モハ116‐306+クハ116‐306 大阪

京都駅に到着したS4編成。この日は紅葉を見に新快速で京都に着いたのですが原色を見て思わずこのホームまでダッシュして撮影しました。
(2012/12/2追加 2023/04/28ワイド化)
No.D700_121124‐334
2012年11月24日
近キト S04編成
クハ117‐306他 6両
東海道本線 京都
永原/奇 クハ117‐306+モハ117‐314+モハ116‐314
+モハ117‐306+モハ116‐306+クハ116‐306 大阪

同じ日の夕方,同じS04編成。
(2023/04/28追加)
クハ116 302‐308 310 318 320 321
No.D700_120104‐322
2012年1月4日
近キト S02編成
クハ116‐307他 6両
湖西線 大津京→唐崎
永原/奇 クハ117‐307+モハ117‐313+モハ116‐313
+モハ117‐304+モハ116‐304+クハ116‐307 大阪

大津京を発車する湖西線普通電車。オリジナル塗色の117系300番台車が活躍しています。
(2012/1/8追加 2023/04/28ワイド化)
No.D700_120812‐93
2012年8月12日 15:04
近キト S05編成
クハ116‐310他 6両
湖西線 比叡山坂本
永原/奇 クハ117‐310+モハ117‐319+モハ116‐319
+モハ117‐320+モハ116‐320+クハ116‐310 大阪

通いなれた湖西線をオリジナル塗色で走行する117系300番台6両編成。
(2012/8/16追加 2023/04/28ワイド化)
117系7000番台(WEST EXPRESS銀河)
No.D850_221228‐123
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
京都鉄道博物館に展示されたモハ116‐7036(左)とクロ116‐7016。旧T2編成の0番台6両を改造した編成で2020年9月11日から運用開始,M117編成。車番は種車+7000となっています。営業運転時の編成は以下

 京都/奇 クロ117‐7016+モハ117‐7032+モハ116‐7032
+モハ117‐7036+モハ116‐7036+クロ116‐7016 下関
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐125
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
クロ116の運転室側面窓下に付けられたGINGAのロゴ。
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐127
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
戸袋窓や窓を埋め,一部はハメ殺しにしています。手前の2段上昇窓や両開き扉には種車の面影が残っています。
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐128
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
クロ116車端部に描かれた銀河のイラスト。
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐129
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
クロ116の貫通面
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐133
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館



M117と記載された編成番号を掲げるクロ116の運転席。
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐134
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
モハ116‐7036。暖かみを感じる電球色の車内灯とグリーン車化でグレードアップされたシートが印象的。
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐153
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
今回屋内展示されなかった3両。手前からクロ117‐7016+モハ117‐7032+モハ116‐7032。
(2023/01/09追加)
No.D850_221228‐161
2022年12月28日
117系 WEST EXPRESS銀河
京都鉄道博物館
順光側から撮影。旧客やトワイライト,DE10,221系と並ぶ銀河。
(2023/01/09追加)

 2004年12月4日 ページ新設
 2007年11月2日 コメント追加
 2023年1月9日 WEST EXPRESS銀河を追加
 2023年4月28日 キャプション欄左右入替完了
 2023年4月28日 写真ワイド化完了
 2023年4月28日 新製車一覧表追加
 2023年4月29日 改造車一覧表を追加
 2023年4月29日 写真を時系列から形式番台・仕様区分毎に並べ替え
 2023年4月29日 新製車一覧表および改造車一覧表から各形式番台・仕様区分へのリンクを設置
 2023年9月7日 Safariで半角数字列が電話番号リンクされるのを無効化


 ■参考文献
 小玉光 クロスシートのスプリンターたち 鉄道ファン No.343 1989年11月号 交友社
 平成五年度 鉄道要覧 運輸省鉄道局監修
 Wikipedia 国鉄117系電車


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